どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ちょっと前進

2008年03月05日 10時00分44秒 | 旅への想い
> 事前調査・情報収集を楽しみながら心の準備をしよう。
>九塞溝・黄龍それに青蔵鉄道を組み合わせて・・・当分はアタマの中の旅行を楽しもう

 前回このような言葉で締めくくった。
あれから毎日成都から九塞溝への路線バスはどうなっている、黄龍は九塞溝からの日帰り観光なのか、帰りは飛行機便がいいのか、等など脈絡も無く跳んだ日々を過ごしている。又そろそろこの旅について書くときの名前を考える時になっている。

 チベットへも行きたいので単に中国旅行でもいいのだが、具体性を持たせたネーミングが欲しい。チベットというも青蔵鉄道に乗るのが目的なのでチベットという語は入れたくない。四川省とチベットでは範囲が広すぎるので片方の名前を入れるのは片手落ちだし迷う。

 あれこれ考えた、青蔵鉄道のことを天空列車と表現したツアーがあり黄龍も4000メートルの高地にあるし九塞溝も高地と呼べる、それなら「中国天空への旅」とでもしようか。漠然とした名称なので四川・青蔵を並べても不自然ではないだろう。

 青蔵鉄道に乗ろうと考えた頃はせっかくチベットまで行くのだから西のカイラース巡礼もしたいと思った。しかし妻は九塞溝を見たいだろうから両方行くのは無理だろう、それに高地での行動に自信がもてない。それで今回は高地で動き回ることができるかどうかのテストと位置づけることにした。ただラサまで行って帰ってくるだけにする。ポタラ宮に入れればラッキー、ダメならダメで良しとするぐらいの気持ちで行くことにする。
と考えると日程の組み立て方も違ってくる。

 漠然とした日程は、まず成都へ行き青蔵鉄道のキップ入域許可証などを手配して九塞溝へ出かける、戻って来る頃には全てが整っているだろうから次いでラサへ出発という感じだ。
ラサからは陸路で茶馬古道を通り成都まで、と行きたいがこれはあくまでもアタマの中での考えだけ。再び青蔵鉄道に乗るというのもある、せっかくだから往復乗っても良いのでないだろうか。それとも飛行機で一旦西安へ出て上海に戻る手もある。

 成都にもっと滞在して四姑娘山方面も見たい。ラサから陸路で成都へ戻るのが難しければ成都-シャングリラ観光でもいい。多くの旅人の旅行記を読むと場所も分からないのに行きたくなる。
地図で場所や所要時間を確認もせずやたらアチラこちらと飛びまわっている。アタマの中だからできるだろうけど。

 旅のテーマ・名称が浮かんだだけでも前に進んでいる現れでしょう。

九塞溝とさんぴん茶です
沖縄でよく飲まれているさんぴん茶です。ジャスミン茶を指す中国語(香片茶 シャンピェンツァー)から転じたものだそうです。