どこ吹く風

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水上人形劇

2010年04月26日 07時18分21秒 | ハノイ
 水上人形劇は市内中心部にある劇場で上演されていた。外国人観光客(私たちもガイジンの一人であるけど)が多いところをみると入場料も高く設定されているだろう。写真撮影料として1ドル支払った、ビデオは3ドルだったかな。

この撮影有料方式は別の国にもあった、金を払わずに撮影したらカメラを没収されると脅かされた。脅かしではなく本当でしょうね、そういう国は。写真を撮るには良い席ではなかった。それに暗いところで動きがあるのでブレてしまう。写真機は一眼レフの14-45mmのズームつきなので申し分ないけど、写真の知識・ウデが付いて行きません。

 水上人形劇は元々農業ー水田地帯ーで発展してきたのだろう。人形の容貌・形が素朴なのと、演目からそのように感じた。人形や動物があっち行ったりこっちへ動いたりとチョコチョコ動くが、人形は吊るれているのではなく、水中に隠れたところから竹竿や紐で人形を操っている。
なかなか見応えがあった。

 舞台脇に二胡に琴・打楽器を奏でる人たちが歌うのにあわせて人形が動く。歌い手も声にハリがあり楽しそうに歌っていた。演目は17・8あった。言葉は分からなくとも人形芝居だからなんとなく分かる。かつては田圃に俄仕立ての舞台をこしらえて演じられたのだろうことを思わせる。舞台裏に回って人形を操っている様を見たいものだ。
飛騨高山の人形のような精密さはないけど人形の立ち居振る舞いは見事でした、機会があれば逃さず見たほうがいい。
 
 ロビーでは登場人物の人形を売っているが見るだけする。値段も聞かなかった。こういうのはけっこう高いものです。


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