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No.322 2008/8/17作成
Alexandria Sulcus - High Resolution Image -
8月11日、NASAの土星探査機カッシーニが土星の衛星エンセラダスに接近しました。
今回の接近では特に南極地域が重点的に探査されました。
この地域には、「虎の縞(タイガー・ストライプ)」と呼ばれる数本の溝が平行に走る構造があり、これまでの探査で周囲よりも温度が高く、この地域からガスや細かな氷の粒が噴出しているのが確認されています。
このようなジェットの噴出点は少なくとも8ヶ所確認されており、いずれも4本の渓谷に沿って分布しています(左の画像、ただし噴出点Ⅳはこの画像では陰に入っていて見えません)。
右の画像は4本の渓谷のうちアレキサンドリア渓谷の一部を捉えたものです。
画面ほぼ中央を斜めに走るアレキサンドリア渓谷の壁がみえます。
アレキサンドリア渓谷には噴出点Ⅳが確認されています。
エンセラダスは大きさ512 x 494 x 489kmの中型の衛星です。
表面の地形やジェットなどから、エンセラダスの内部が現在も活発に活動していることが分かってきました。
元の画像:NASA/JPL提供
Alexandria Sulcus - High Resolution Image -
8月11日、NASAの土星探査機カッシーニが土星の衛星エンセラダスに接近しました。
今回の接近では特に南極地域が重点的に探査されました。
この地域には、「虎の縞(タイガー・ストライプ)」と呼ばれる数本の溝が平行に走る構造があり、これまでの探査で周囲よりも温度が高く、この地域からガスや細かな氷の粒が噴出しているのが確認されています。
このようなジェットの噴出点は少なくとも8ヶ所確認されており、いずれも4本の渓谷に沿って分布しています(左の画像、ただし噴出点Ⅳはこの画像では陰に入っていて見えません)。
右の画像は4本の渓谷のうちアレキサンドリア渓谷の一部を捉えたものです。
画面ほぼ中央を斜めに走るアレキサンドリア渓谷の壁がみえます。
アレキサンドリア渓谷には噴出点Ⅳが確認されています。
エンセラダスは大きさ512 x 494 x 489kmの中型の衛星です。
表面の地形やジェットなどから、エンセラダスの内部が現在も活発に活動していることが分かってきました。
元の画像:NASA/JPL提供
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