キャラメルとカラメル

うえださんのシフォン、ビターなキャラメルにマロンのつぶつぶがきいて。
今回はまた、どんぴしゃな好みの味です。
もちろんポヲさんの展示イメージにあわせてくれたわけですが。
ポヲさんもまた、そのシフォンをイメージした作品を新たに納品してくれました。
ううん、なんとも美味しそうな空間が・・・。
ハリネズミの持っているキャラメルのつやつやに焦がれた時に、口の中でふんわり溶ける、カラメル味のシフォンがあるなんて、至福です。
日曜日と、月曜日まで、食べていただける予定!

萌え、か・・・。

閉店間際のニヒル牛で、作家さんに「萌え」について教わる。
今はいろんな萌えがあるらしい。
ううむ。
「くす美に萌えの要素は?」
「全然ありますよ」
ふうむ。
「あるさんにだって、萌えは、きっとありますよ」
あ、ありがとう。気づかい。
だけど、「おかやんは?」
と聞いたら即答で「いや、おかやんは普通に可愛いから」と答えられたのがひっかかるぞ。
私には、きっとあると、すごく励ましてくれる言い回しだったのに。
いや、もうこの年で萌えはいいけどなっ!
しかし、ニヒル牛唯一の萌え要素、ひろかにはもうちっと、がんばってもらいたいが。

ニヒル牛の作家さん、はなりさんの布雑貨。
いっちゃってる感じが、私的にはかなり萌え、です。

ちなみに、石川浩司になると、それはフェチだそうです。
ふむふむ。

宝石展

7月、洋品展の次は、宝石展をやります。
個性的だったり、美しかったり、かっこよかったりする、今、すごく素敵なアクセサリーを作られている作家さん、5人に声をかけました。
写真は、その中のお一人ワタナベユキエさんの指輪。
ぐっとくる印象的な、シルバーと天然石を使ったアクセサリーを作られてます。
形の美しさと完成度は、さすがにプロ。
この指輪、シルバーの台に、天然石が三つ、はめ込まれています。
以前、すごく欲しがっていた若いお嬢さんがいました。
だけど、予算が足りない。
そしたらワタナベさん。
「もしよければ、先に台を持っていただいて、一つづつ、石を入れてく事もしますよ」
そんな事を、このぐらいの価格の指輪にするなんて、考えられないと誰かが話してました。
長く愛せる作品だと、そんな自信だってなかったら、出来ない事だなと。

7月の展示も、またまた素敵になりそうです。

「あーるだ!!」

本日、トンボ玉のイベント最終日。
聖悟さんが、ふいっと作ってくれました。
わー、すげえ。
あーるだ、Rでっせ、みなさん!
これで、私のトンボ玉作り人生に悔いはありません。
・・・自分は完全ノータッチだけど・・。

「夜の教室」募集要項と申し込みの用紙出来ました。
興味ある人は、どんどん言って下さいな。
今日は籠谷さんと「特殊メイクイベントやろうか」と話しました。
いいもんだよ、手のひらに目玉つけてもらうのって。
誰だって一度はしてみたいよね、頬に釘のささった特殊メイクってさ。

まさにお菓子やさんさ

ポヲさんの展示、ちょっと罪です。
これは腹減りにはたまらないっす。
並べ方も包装も、ほんとに、ケーキ屋さん。
銀色とガラスと、白やグレーなんかを基調にしたマカロンやキャラメル、甘い匂いが漂ってきそうな。
それでいて、今回は少しクールな印象の物も。
テーマを大切に遊んで、そして、あいかわらず隅々までねられた、ポヲさんの世界は圧巻です。

始まってると

ニヒル牛2で、ポヲさんの展示が始まっているようです。
私は今日は、お休みで、こたつなんかをしまっているわけですが。
水曜日、ひろかに電話で「ど?」と聞いたら。
「美味しそうなんですー」
「そうかあ・・」
「すごくすごく美味しそうなんですよう」
美味しそうな展示・・。
食べられないお菓子、実在しない風景。
ポヲさんの作品は、憧れで出来ています。
可愛いとかだけじゃなくて、手の届かない憧れに焦がれる、ポヲさんの切なさが、作品の魅力の一つなんだと。
明日が楽しみ。

写真、ひろかが携帯で送ってくれました。

昨日、長っ!

ニヒル牛、19時。空気が透明でとてもきれいです。
腰痛のため、かがむのが不自由な私は、今日ガチャガチャで指を切りました。
だけど大丈夫。
なぜだか、今日に限って、「ああ。多分バンドエイドがいるな」と、バンドエイドを買ってきたから。
予知?予知能力?
だったらむしろ、切るのを防ぎたかったよ・・。
今日は短めに!!

ちっと長いっす。

先日、ニヒル牛でお茶を飲んでいたすごくきれいな女の子が、突然声をかけてきました。
「こちらは、お菓子とかは置けないんでしょうか」
話しを聞いたら、栄養士の資格を持っているお嬢さんで、保育園でおやつを作っていたそうです。
体にいい材料でシンプルなお菓子を作る事をずっとやっていきたいと。
話していて、真摯な姿勢と、ぶっちゃけた話し、若くてきれいでおしゃれなこんな女の子が、どんな物を作っているのかも興味が出て来て。
「じゃ、なんか一度食べさせて」と言ったわけですが。
すぐに彼女は、たくさんのお菓子を持ってやってきました。
ふるふると柔らかいプリン。
ヨーグルトのさっぱりしたロールケーキ。
フルーツタルト。
そして、きな粉棒。
私はすぐに、このきな粉棒の素朴で優しい味を気に入って、月のお菓子に使わせてもらいたいと。
最初は反対していたおかやんも、お客さん達の「美味しい!」という声に、納得して、ニヒル牛の月のお菓子は、このリナちゃんが担当する事になりました。
金曜日から始まる大人気の展示、黒猫のポヲさんの今回のテーマはお菓子。
これは絶対に、何か素敵なスイートが欲しい。
ニヒル牛カフェの筆頭おやつ担当上田さんのシフォンは外せない。
そしてもう一人、リナちゃんにも何か作らないかなと。
リナちゃんはポヲさんのブログを見て「やはりマカロンかな」
それは私としても、のぞむところです。
試食に二回持って来てくれました。
たくさん苦労して、「湿気一つで変わるんです。ほんとに難しい。何度もやめようかなって」
だけど二度目のマカロンはほんとに美味しくなっていた。
「出来そう?」
「がんばります。でもまだ、確信は持てません」
そして今日、新作のレモンケーキを味見にと届けてくれたリナちゃん。
「どうマカロンは?」
にこっと「大丈夫です」
うん。楽しみ。
多分あれからも、何度も何度も焼いたんだろうな。
ニヒル牛は、こんなまっすくで、ちゃんとした女の子のためにも、ある店なんだと。

金曜日からいよいよ黒猫のポヲさん『お砂糖と卵白と銀のトレイ』始まります。
23日には、リナちゃんのマカロンととろとろプリン。
31日には、お待ちかね、上田さんのふわふわシフォンがあります!!
楽しみ過ぎる2週間です。

すみませんっ

この写真のスイッチを何げなく押してしまう。
そして、店内は、箱の照明だけを残して、電気が消える。
「あっ!すみませんっ!」
と、お客さんがあやまられるわけです。
「いいんですよ。これは照明をやってくれた、健さんの作品なので、こうするものなんです」
多分ね、この8年間で2000回以上は交わされた会話です。
ニヒル牛のされる会話No1。
ニヒル牛の軽いトラップですね。
今は中に、追いつめられている石川君も同居しています。
はなみず屋さんが作ってくれた石川人形は、いつも何気に絵になっていて、笑ってしまいます。

ちなみに、される会話の次点。
「ニヒル牛って、どんな意味なんですか」
意味、無いっす。
ほんとです。
意味ありげで、すみません。
ニヒルな牛です。
「実在するんですか?」って聞いた取材者は『楽しい中央線』だけだったけどね。
さすがに楽しいな。中央線。

9才と44才

指のすべるままにブログのタイトルを、ひどくなる腰痛、と書きかけて、はっと我に帰りました。
ちがーう!

さて、写真の作品。
箱の絵柄と、粘土のオブジェのリンクが、おしゃれなんです。
作者は、腰痛とは、はるかに離れた所にいる作家、りくくん。9才。
もう売れてしまったのですが、歌丸の写真に座布団のオブジェ、なんていう通好みな組み合わせもありました。
りくくん、歌丸さんのファンなんだろか。
44才の私からみても、しぶいぞ。過ぎるほどに。

千葉の人から訂正のあった、モクズガニのプクちゃん、その後どうなったのかひろかからメールあり。
『あばれて、すごく怖かったけど、美味しくいただきました』
ひ、ひろかつえー。
私なら多分、くじけたよ。
意外と弱いからね。
今は、シャッター開け閉めに、5分かかる体だしね。