ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

Anatomyからトリと星へ

2016年11月29日 | Weblog
『Anatomy展 美しき骨・魅惑の内臓』も、いよいよ今週の木曜日までです。
すごく好評な展示となりました。
今回はお客さんによく「この展示は誰が考えたのですか?」と聞かれたのですが。


発起人はヨコタケイさん。
展示の看板にもなってくれた、ステンドグラスの作家さんです。
ヨコタさんにずっと作りたいと思っているモチーフがあって、その提案を聞いて、私もぜひそれを見たい!と。
それから、内臓モチーフに、この人はどんなの作るかな?
骨ならこの人におまかせだっ!!
と、参加してくれる作家さんを決めました。
芯になってくれる作家さんがいて、どんどん広がって、ああ面白かったなあ
「またやって下さい」
これも何人かの方から言われました。
内臓や骨をイメージに、ヨコタさんや作家さん達にまだまだ作りたい作品があったら、またこの展示はお目見えすると思います。

何度も書いていますが、もう一度。
やりたい事がある作家さんはいつでもぜひ相談して下さい。
「私はニヒル牛に関わってからまだ日が浅い・・」とかは関係無いですよ。

そして、今週の土曜日からはニヒル牛、今年最後の展示クリスマス企画『トリと星展』が始まります。
こちらは、ニヒル牛作家さんにどんどんと参加して欲しい。
突然の参加も大丈夫です!
2016年、心残り無いように一緒に遊びましょう!


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炎上しないわけが無い

2016年11月28日 | Weblog
はい。
『車掌』の事です。
これは、1987年創刊の歴史ある冊子なのですが。
その内容は『良識ある人々』が読んだら、眉をしかめる事間違いなし。
ゲップの記録だったり画鋲の研究だったり、『鈴木』についての考察だったり。
テーマに沿った実験を毎号、主宰者とスタッフ達が繰り広げています。
ひどくバカらしい。そして、ここには書けないちょっとアンモラルなドキュメントとかも。
世間に見つかったら、まず炎上します。今の風潮とは真逆ですから。
私も創刊号から読んでいますが「ひでえ・・」と思った事が多々あります。
冊子の見た目もご覧の通り、何の華もありません。
そして、文章量は嫌になるくらいびっしりです。スタイリッシュの欠片もなし。
誰もZINEなんて呼んでくれませんよ。
私も呼びたくありません。

後、一つ付け加えるなら。
めちゃくちゃ面白いです。
こんなに面白いミニコミは他に知りません。
憎らしいくらい面白いです。

主宰は詩人、塔島ひろみ。
最新号、入りました。
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トリと星展

2016年11月27日 | Weblog
ナナコ作のDM、届きました。
きれいな星の窓。
この葉書には、小さな仕掛けがあります。
『トリと星展』開催中ニヒル牛にご来店いただくと、トリのハンコが用意されております。
それを、ご自分で好きなように押していただけば・・。


星の空に飛ぶトリの絵が出来上がります!
ニヒル牛で貰って下さいね。

作家さん、いよいよ始まります!
ニヒル牛作家であれば、どなたでも参加できます。
出来れば12月1日までに納品を。
大きな作品を予定されている方は、事前にご連絡下さい。



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ひなぎくの次は、しめじ

2016年11月26日 | Weblog
ええ、しめじです。
しめじの指輪。
指に光るしめじ。いや、光らないけど。
Facedさんの新作。
彼女も、実物のお花を使った指輪とかのロマンチック作品もあるのですが。
だけど、しめじ。
そう、昨日の続きを言わせていだければ、みんなしめじと花畑、両方持っているのです。
それが元少女達というものなのです。はい。
可愛いですよ、しめじの指輪。
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ひなぎくの花畑

2016年11月25日 | Weblog
さらさらと流れる、シルクのすそ。
幻みたいな、ひなぎくの花畑を抱いて。


junoさん久々の納品は、なんかもう切ないくらいにきれいなワンピースです。
「何色かな」
「はしばみ色?」
と、お客さんとの会話。
夢みたいに可憐。
悲しいくらいロマンチック。
決して行き着けない花畑を、女の子はみんな持っています。
憧れて憧れて、痛みみたいな美しい風景を。
だからjuooさんの服は、小さな女の子から80代の女性まで、胸をきゅっと締めつけるのだなと。



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Anatomy展 ~美しき骨・魅惑の内臓~ 3

2016年11月21日 | Weblog
雨のニヒル牛で、妖しくも美しい作品達の息遣いが聞こえています。

すくっと立った姿に、神々しささえ感じてしまうのは『オシリスの心臓 ベヌウ』


神話に登場するという、この美しい青い羽の生き物は、身体が心臓で出来ています。


鬼塚kama(虹かけ星)さんの作品は、いつも圧倒される思い入れと、それを形にするすざまじい技術力で産まれてきます。
一本足でぐらりともしない立ち姿。丁寧に染められた青の繊細さ。

角度で変わって見える、この表情の魅力には、もうひれ伏すしかないんじゃないかなと。

人体モチーフはスタイリッシュなのだと、たつみさんの作品を見て思いました。


時間は携帯でも分かるけど、この可愛らしさはアクセサリーとしてだって断然つけたい。


今回は実験作品として作られた、この丸いお腹の置き時計も素敵です。

皮の花を両手に持って、童話の登場人物みたいに愛らしい。まあ、内臓は見えているけどね!


最後は今回の展示DMも制作してくれた神奈川綾子さん。作品は、もう半分以上が売れてしまいました。

渋い色合いの刺繍がされた手のブローチ。コートに合わせてみたら、驚くぐらいかっこよかった。

細い骨は小指のブローチ。これ、合皮で作られているんですよ。

赤い糸がひっそりとロマンチック。

写真を撮る前に、色々無くなってしまったので、慌てて画像を送ってもらったのですが、その中にはこんな作品が!

作家本人はポッフだという追加納品のお人形!
会えるのが楽しみです。

さて、これで展示作家さんの紹介は終わりです。
まさに、美しき骨、魅惑の内臓。
素晴らしく魅力的な展示は、12/1まで続きます。
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Anatomy展 ~美しき骨・魅惑の内臓~ 2

2016年11月20日 | Weblog
さて、昨日の続きをさせていただきたい。

テケマークさんの真鍮製の心臓・・。


これはもう、まじか?・・と。

板から叩いて形を作り、細い血管の一本一本を埋めて。
「考えられない・・」と金属を扱う作家さんも絶句していました。

こちらが、最初に形の参考として作ったという木製の物。

こんなのが身体の中にあるんだと、改めて。
ああ、心臓外科医のお医者さん、ニヒル牛に来て欲しい。そして院長室に飾って欲しい!

こちらはポッブな(なのか?)noraさん。

人気のシリーズ捨てちゃんブローチが、とうとうこんな事になりました。
布選びも相変わらず見事です。


目が付いた眼とか、眉毛に目とか、もう何が何だか!

私は、肺と子宮にかなりぐっときましたよ。

子宮は、助産婦さんへのプレゼントとして買われていきました。

北原裕子さんの陶器作品で、脳を見られる日が来るとは!
リアルで、だけどやはりおしゃれで素敵。


どこかエジフト神話を思う眼と、靴下つきの足はブローチ。


ちょこっと付けるのに可愛い歯は、冬のショールにもぴったりです。


本日も沢山のご来店で賑わったニヒル牛でした。
紹介は、明日で最後となります!




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Anatomy展 ~美しき骨・魅惑の内臓~

2016年11月19日 | Weblog

外からも見えるこの作品は、まさにこの展示の看板となってくれています。


展示の発案者でもあるヨコタケイさんのステンドグラス。かっこよく、美しい。


ずっと外から作品を魅入っていた女子高生が、思い切ってお店に入り、ただひたすらヨコタさんの作品を見ている姿が印象的でした。
最後に「ありがとうございました」と丁寧に一礼して。ものすごく、惹かれたんだなあと。

DNAが刺繍されたうこわやさんのカバンは、すでに完売してしまっています。大きくたっぷり入り素敵でした。



3パーツに分かれるお人形を見たお客さんが「これは愛の告白なんじゃない?」と。
ああ、確かに!粘土の人形は心臓を捧げている。


他にも大人の心をぎゅっとつかむ、骸骨の鉛筆削り(光ります!)もあります。

近未来さんの新しい作品、タイトルは『輪廻』。この愛らしいお人形は植物を植えられます。


植物が育っていけば、当然人形は破壊され、あるいは融合されて。話を聞いた時には少し、抵抗の気持ちもありました。

だけど、手に取ったこの子のしんとした佇まいは、いつか植物と同化していく姿を夢見るように想像できて。
人形との遊び方が分からない私にも、なんていうか愛しくて、とても、ぐっときてしまいました。
この人形は、自分の所に来た時から、時間の流れが始まるのだと。


近未来さんは他にもどくろちゃん等を納品してくれました。どくろちゃんは2体とも完売ですが、最後までご覧いただけます。

見応えのある展示は、もちろん一度では紹介しきれません。
明日に続きます。

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展示、完了!

2016年11月18日 | Weblog
Anatomy展、ヨコタケイさん、うこわやさん、ka-a-koさんがディスプレイしてくれました。
いよいよ、始まります。
作品紹介は明日!/font>
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たいへん、驚いております

2016年11月17日 | Weblog
さて、土曜日から新しい展示が始まります。
『Anatomy展 美しき骨・魅惑の内臓』
もう続々と、作品は届いている訳ですが。
・・・いやあ、すごいわ。
すげえの、来てますよ。
もう紹介出来る土曜日が楽しみで仕方ないっす。
まじ、すげえから。
驚くよ。
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