ちいきたすけあい元気ネット「えにすべ」 -敢為邁往ー

NPO法人 日本福祉ネットワーク 公式ブログ

癌の末期・・ でも、それって本当ですか?転院させる勇気!

2009年10月27日 09時43分22秒 | Weblog
おはようございます

今回は、前回ちょこっとふれた叔父さんの「がん」についてです。


あれは、僕がまだ20才代のころです。

僕は病院というところを横の連携のとれた「セカンドオピニオン」など

考えもできない、怖いところ(Drの言いなり)だと考えていました。


ある日、とても可愛がってくれた叔父さんが突然「がんの末期、手の施しようがない」という状況になってしまいました。

聞くと大黒柱という責任からか、我慢強い性格からか、

ずいぶんと前から「食事の飲み込みが悪く異物感を感じる」というのに我慢!

それでも総合病院に通院、診断結果後すぐに入院することになってしまいました。

当時は驚くことに入院の手配、荷物運びは自分で行えるほど元気一杯だったそうです。

診断は「胃がんで、すでに手遅れ」とのこと、希望により手術は行ったのですが家族に様子を見せ、すぐに閉じてしまいました。

腹部を手術したためしばらくは動けず、というのは納得ですが、それからの容体は坂を転げ落ちるような状態でした。


現在も後悔しているのは、検査のため「バリューウム」を飲んだのですが、それが出ず、

下剤ももらえなかったとのこと・・・・

当然、家族共 強く希望したのですが、無視され、それからというもの全く「便が出ない」という状況になってしまいました。

下から出ないので上からも入らない。手術以降「嘔吐の日々」

それから数日後、さらに強く希望したところ、今度は「腸閉塞」とのこと・・・・

ふざけんじゃないと思いつつも、「それでは手術をしてください」と言ったら、「そんなことをしても、すぐにまた閉塞するし 大体が癌末期なので体力を温存したほうがいいですよ」とのことでした。

それからというもの「日本大学の未承認薬の手配」、神頼み他、ありとあらゆることを試みました。

しかし、今思えば根本的に違ったのです・・・・・


その日を境に便は出ず、食べ物は食べられず、しかも嘔吐。

病院の横つながりが怖く転院もさせられない無様な状態でした。

日に日にやせ衰え、正にガイコツの様になっていきました。


確かに、癌だったかもしれません。

しかし、直接の死因は腸閉塞による栄養失調、他の問題ではなかったか?

そう考えると、なんでもっと冷静に対応できなかったか・・・ 取り返しのつかない後悔があります。

手術から死まで約1年。

腸閉塞状態なので便がかけらも出ず、一切の食物を受け付けず嘔吐、

それでも1年以上は生存し続けました。本当に手の施しようがなかったのですか?


変でしょ


そんな経験が、元妻の出産にまつわる強引な転院につながりました。
  

納得できなければ納得がいくように、医者も人間、誤診もするし、いい加減な人間も残念ながら存在します。

(しかし、注意しなければいけないことは、やはり残念ながら系列病院(医局他地域の勢力関係)を知らず転院しようとしたら、一旦転院許可を頂いたのにも関わらず当日、それを取り消され、戻ることもできず大変な思いをしてしまった知り合いがいたという事実です。)


確かに現在の医療技術は当時のものとは違うかもしれません。

でも、やはり診断するのは人間です。

納得がいかなかったら違う病院という選択肢が賢明です。


ちなみに診断結果、治療方針がDr同士で違うというのは「当たり前」というところです。

ですが、同じ病院で診断結果をひっくり返すことはやたらありません。


つくづく感じるのは、病気、怪我の治療は、病院で選ぶのではなくDr個人で選ばれたらどうかということです。


僕の叔父さんも他の病院に転院していたら、もっと違う結果になっていたかもしれません。


「医者の診断、医療方針に間違いはない!」と思うのは、やめたほうがいいと思います。


信頼性はともかく、こんなサイトがあるのをご存じですか?

病院の通信簿


ただ、もう少し気楽に(でも責任はもって)書き込みできるサイトがあるともっと良いのですが・・・




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