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元・競輪選手のブログ

競輪選手への道・競輪学校入学

2021-03-04 17:30:29 | Weblog

10月、競輪学校入学式の前日に集合、受付(この時、受験票の写真を見て同一人物である事を確認)を済ませ、入学式の準備。
制服、訓練服等の配布を済ませます。
翌日が入学式。
前述しましたが、この時同年のスピードスケート冬季五輪の代表選手が入校していたこともあって報道陣が多い印象を受けました。
スキー場でバイトしてた時テレビで観てた大会だなぁって思ってましたが。
入学式も無事終わって、同期のお母さんが一言「みんな、あなたより大きいわね」って・・・
はい、161㎝・54㎏、十分自覚はしております。
で、その翌日から体験入隊で、御殿場の自衛隊・板妻駐屯地へ、
ここで、2泊3日で行動訓練に明け暮れます。
競輪学校に戻って、いよいよ訓練が始まります。
まず、試走タイムの測定、この試走タイムでクラス分けがされます。
タイムによって以下の評価になります。
A評価:スピード、持久力ともに優れている。
B評価:スピードは優れている持久力は劣る。
C評価:スピードは劣るが持久力は優れている。
D評価:スピード、持久力ともに劣る。
評価ごとにヘルメットカバーの色が決められており。A(白)・B(黒)・C(赤)・D(青)となってます。
何でもランク付けする競輪界らしいですね。
A評価の証、白のヘルメットカバーは白帽とも呼ばれていて、エリートの証です。
目指せ白帽って感じでチャレンジ!
200㍍・400㍍は基準タイムをクリア。
1,000㍍もクリア。
最終種目は、2,000㍍。
この種目、入学前に1回だけやった事があり、大変苦しかった覚えがあります。
矢張りというか、案の定というか・・・
ゴールしてから、しばらく動けず、タイムを聞いて更に落ち込むという結果に。
基準タイム3分5秒に対して、3分20秒という大変遅いタイムでありました。
早い生徒だと2分40秒台で走っていて、自分から見たら異次元の走り、だからエリートって呼ばれるんだよね。
訓練のクラス分けも終わり、いよいよ競輪学校・地獄の訓練に突入です。
続く



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