こう見えて(どう見えて?)私は結構本を読みます。
病院のロビーの本も私が読んだもののなかで、短時間で読めるものをおいています。
(マンガはよくわからないので、患者さんのお勧めなどをおいていますが)
子供のころはあんなに嫌いだったのに、今では何か1冊本を持っていないと落ち着きません。
私の中では、本の中の世界へ軽く現実逃避を楽しんでいるといったところでしょうか。
基本的に好きなのは、大河ドラマ的なもの。
山崎豊子さんは全部持っています。(今テレビで「運命の人」放送していますね)
そして、小さい頃の私と違って、娘がとても本好きで、時間があれば市立図書館に行かされるので、ついでに私も・・・と、ジャンルが広がりました。
土曜日に図書館で、思わず手に取ったノンフィクション。
この本は、北朝鮮の収容所で生まれ育ち、二十歳を過ぎて脱獄し、韓国に渡った方の本です。
あまりのひどい現実に、手が震えながら一気に読みました。
「世の中は、絶対に公平ではない」彼は言っています。
基本的人権、これが世界中の常識になることを願わずにはいられません。