西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

非行の手始めⅡ、怒れない親

2010-05-09 14:35:37 | Weblog
スーパーの一角でたむろする学生。中学か高校生か?
カバンからおもむろに取り出したのは、化粧道具、携帯電話、そしてタバコもどき。
親や学校の許可を取っているのでしょうか?

喫煙室にベビーカーごと乳児を連れ込んでタバコをプカリ、ヤンママかしら。
注意しても嫌な思いをするなら、見て見ぬふり、だんまりを決め込んだ方が。
怒れない私が情けない。
次の時代を担うのはあなたたちです。この連中が年をとり、さらにその子が成長する。


少年院の中をのぞくと小学生がそのまま大きくなったような子どもばかり。
それはまさしく精神を親にスポイルされた、返事や挨拶もろくに出来ず、反抗することもなく育っていき、善悪の判断も出来ぬまま成長し、ある日突然、守るべきはずの親も見放し
社会に放り出されてしまったら、なるようにして。

少年院の視察は「何を語らずとも、訴えかける何か」はありました。
更生の道を教えると云うより、もっと基本的な「親子のきずなの大切さ」とか「社会に対する不安」を取り除くことに工夫がなされているようであります。

ここでの効果的な・最良な教育法は「規律規範」であり、長所を見つけ伸ばすことと規則正しく日常を過ごすことが基本であります。
真剣に、体を張って、「褒めるときは褒め、叱るときは叱る」ことのできる家庭生活を実践できていれば、こう云った施設の厄介にならずに子育てできるハズ。