※独白なのでいつにもまして乱筆乱文ご容赦を
最近音楽に関して思ったことがあるのです。まあ個人的な体験というか気持ちというか。
ワタクシ、音楽を聴くのは好きで、CDも揃えるしレコチョクでダウンロードするし、最近ではspotifyも使ったりするようになったんですが(いまさら)、アーティストの知識が全くないのです。というか、あまり調べようとしないというか、CDのライナーノーツぐらいは読むんだけど、それ以上はないという。
興味がないわけでもなく、思い立ったら調べたりもしますが、基本的にそのアーティストが作る楽曲に興味があるわけで、アーティストそのものの情報を追っかけるという習慣がない→アーティスト情報は知らないままになっていたんだなあと。
だから、自分の好きな音楽について語れるモノも少なく共有するということをしていないので、いわゆる音楽仲間というモノに憧れがあったというか(バンドやってるわけでもないのにね
何でかなーっていろいろ思い返してみたんですよ。音楽とのふれあい方の記憶。
思い当たったのは、母親でした。
母も音楽が好きで、いろんな曲をかけていました。クラシックから民謡音楽からシャンソンからグレン・ミラーから(邦楽とか歌謡曲はなかったのですが
日曜の午後、お昼も終わって買い物に行くまでの自由な時間。お気に入りのニニ・ロッソのレコードをかけて本を読んだり、編み物しながらシャンソン聴いてたり。反対に父はあまり音楽を聴かない人で、というか詩吟をやってる人だったので洋楽なんかは全く聴かず、なので父がいるときはあまり流していなかったように思いますが、たまにいるときにも流していたこともあったように思います。
そのときに、母の口から「この曲はこんな感じで、アーティストはこういう人で」みたいな話は全くといっていいほどありませんでした。小さいワタクシは、また曲がかかってる、程度にしか思っていませんでしたし、それでも繰り返し聞く母を見て、その曲が好きなんだなということはわかりました。でも、曲に聴き入っているという感じではなく、むしろもっと単純な「BGM」として自分が気持ちのよくなる曲を聴いていたんだろうなと、今になってみればそう思います。
つまり、いつしかそのスタイルがワタクシにも染みついて、お気に入りの音楽をかけながら何かをする「ながら」視聴が当たり前になっていったんでしょう。受験勉強するときも本読むときも、何かしら音楽をかけながらやっていました。よく漫画なんかである、ヘッドホンをかけて目をつむってじっくり聞き入るようにはあまりならなかったのです。
で、誰もが思い当たるであろう、中学や高校で自分のお気に入りの曲をカセットテープにダビングして友達に聴いてもらったり、という方向には進みませんでしたね。カセットテープにまとめることはしていましたが、ワタクシにはそれは「自分が聴いて楽しむもの」であり、シェアするモノではなかったんですよね。
だから、最低限この曲は誰の曲かだけを確認して手に入れるというスタイルが自分の中でできあがったのかなあと。アメリカンTOP40とか聴いて、気に入った曲のアーティストを覚えておいて、あとでシングルなりアルバムなりを買いに行くけど、そのときはアーティストの情報も仕入れていたかも知れませんが、曲を聴くこと自体で満足していたんだと思います。
ちなみに、そんな母の影響か中学の頃のワタクシは邦楽にはあまり興味を示さず、もっぱら洋楽を聴いていました。当時はマドンナ、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストンなど、POPS全盛の時代。ワタクシをHR/HMの世界に導いたヴァン・ヘイレンやボン・ジョヴィもその前後にヒットを飛ばします。彼らの楽曲を聴かなければ、多分音楽そのものにさほど興味もわかなかったでしょうね。
就職した会社の先輩が、大のHR/HMファンで、これ聴いてるあれ聴いてるっていろんな情報を与えてくれて、一気に幅が広がり、CDの数もがっつり増えました。ただ、その先輩もあまり突っ込んだ話をしない人で、ワタクシもまた聴ければいい派なので、それこそライナーノーツに書かれてることをさらっと流したりBURRNの伊藤政則がーとかたわいもない話題で満足してました(これはいまもおなじかなー(´・ω・`)
ただ、SNSでいろんな人とつながるようになってから、同じ好みの人や詳しい人なんかがいて、いろんな話題で盛り上がっているのを見てはカルチャーショックを受けていたのを覚えています。こんなにも楽しみ方が違うのか、と。うちの妻はKinKiKids(光一くんメイン)のファンですが、その姿勢たるや自他共に認める「信者」のようです。ライブミュージカルDVD写真集も買い集めて彼(ら)を知ろうとする。そういう楽しみ方もあるとは知ってはいましたが、ただただ圧倒されるばかりです(ちょっと特殊ではありますが
たぶんワタクシのこのスタイルはこれから先もあまり変わらないんだろうなとは思いますが、聴くだけじゃないそういう楽しみ方を、自分がやってもいいのかな、という風に考えたりもします。楽しみ方は人それぞれだし、善し悪しも正誤もありませんから好きにやるだけですけどね。
こんなヒトもいるんだよーということをちょっと書きたくなりました。
最近音楽に関して思ったことがあるのです。まあ個人的な体験というか気持ちというか。
ワタクシ、音楽を聴くのは好きで、CDも揃えるしレコチョクでダウンロードするし、最近ではspotifyも使ったりするようになったんですが(いまさら)、アーティストの知識が全くないのです。というか、あまり調べようとしないというか、CDのライナーノーツぐらいは読むんだけど、それ以上はないという。
興味がないわけでもなく、思い立ったら調べたりもしますが、基本的にそのアーティストが作る楽曲に興味があるわけで、アーティストそのものの情報を追っかけるという習慣がない→アーティスト情報は知らないままになっていたんだなあと。
だから、自分の好きな音楽について語れるモノも少なく共有するということをしていないので、いわゆる音楽仲間というモノに憧れがあったというか(バンドやってるわけでもないのにね
何でかなーっていろいろ思い返してみたんですよ。音楽とのふれあい方の記憶。
思い当たったのは、母親でした。
母も音楽が好きで、いろんな曲をかけていました。クラシックから民謡音楽からシャンソンからグレン・ミラーから(邦楽とか歌謡曲はなかったのですが
日曜の午後、お昼も終わって買い物に行くまでの自由な時間。お気に入りのニニ・ロッソのレコードをかけて本を読んだり、編み物しながらシャンソン聴いてたり。反対に父はあまり音楽を聴かない人で、というか詩吟をやってる人だったので洋楽なんかは全く聴かず、なので父がいるときはあまり流していなかったように思いますが、たまにいるときにも流していたこともあったように思います。
そのときに、母の口から「この曲はこんな感じで、アーティストはこういう人で」みたいな話は全くといっていいほどありませんでした。小さいワタクシは、また曲がかかってる、程度にしか思っていませんでしたし、それでも繰り返し聞く母を見て、その曲が好きなんだなということはわかりました。でも、曲に聴き入っているという感じではなく、むしろもっと単純な「BGM」として自分が気持ちのよくなる曲を聴いていたんだろうなと、今になってみればそう思います。
つまり、いつしかそのスタイルがワタクシにも染みついて、お気に入りの音楽をかけながら何かをする「ながら」視聴が当たり前になっていったんでしょう。受験勉強するときも本読むときも、何かしら音楽をかけながらやっていました。よく漫画なんかである、ヘッドホンをかけて目をつむってじっくり聞き入るようにはあまりならなかったのです。
で、誰もが思い当たるであろう、中学や高校で自分のお気に入りの曲をカセットテープにダビングして友達に聴いてもらったり、という方向には進みませんでしたね。カセットテープにまとめることはしていましたが、ワタクシにはそれは「自分が聴いて楽しむもの」であり、シェアするモノではなかったんですよね。
だから、最低限この曲は誰の曲かだけを確認して手に入れるというスタイルが自分の中でできあがったのかなあと。アメリカンTOP40とか聴いて、気に入った曲のアーティストを覚えておいて、あとでシングルなりアルバムなりを買いに行くけど、そのときはアーティストの情報も仕入れていたかも知れませんが、曲を聴くこと自体で満足していたんだと思います。
ちなみに、そんな母の影響か中学の頃のワタクシは邦楽にはあまり興味を示さず、もっぱら洋楽を聴いていました。当時はマドンナ、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストンなど、POPS全盛の時代。ワタクシをHR/HMの世界に導いたヴァン・ヘイレンやボン・ジョヴィもその前後にヒットを飛ばします。彼らの楽曲を聴かなければ、多分音楽そのものにさほど興味もわかなかったでしょうね。
就職した会社の先輩が、大のHR/HMファンで、これ聴いてるあれ聴いてるっていろんな情報を与えてくれて、一気に幅が広がり、CDの数もがっつり増えました。ただ、その先輩もあまり突っ込んだ話をしない人で、ワタクシもまた聴ければいい派なので、それこそライナーノーツに書かれてることをさらっと流したりBURRNの伊藤政則がーとかたわいもない話題で満足してました(これはいまもおなじかなー(´・ω・`)
ただ、SNSでいろんな人とつながるようになってから、同じ好みの人や詳しい人なんかがいて、いろんな話題で盛り上がっているのを見てはカルチャーショックを受けていたのを覚えています。こんなにも楽しみ方が違うのか、と。うちの妻はKinKiKids(光一くんメイン)のファンですが、その姿勢たるや自他共に認める「信者」のようです。ライブミュージカルDVD写真集も買い集めて彼(ら)を知ろうとする。そういう楽しみ方もあるとは知ってはいましたが、ただただ圧倒されるばかりです(ちょっと特殊ではありますが
たぶんワタクシのこのスタイルはこれから先もあまり変わらないんだろうなとは思いますが、聴くだけじゃないそういう楽しみ方を、自分がやってもいいのかな、という風に考えたりもします。楽しみ方は人それぞれだし、善し悪しも正誤もありませんから好きにやるだけですけどね。
こんなヒトもいるんだよーということをちょっと書きたくなりました。
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