平成20年頃に中城小学校近くにできた隠れ家的な郷土料理のお店「悠愉樹庵」さん。
店名の文字が長女と妹の字を使っているので、個人的に強烈なインパクトがあり、お店の存在はずいぶん前から知っていますが未訪問店のひとつでした。
かなり昔にある方のblogで又吉製麺所の麺を使っている書いてあったのも印象に残ってるんです。なぜなら、コザ支店で働いていた時に、高原の高台にある又吉製麺所の沖縄そば屋さんをよく利用していたから(笑)
nobutaの感覚からすると又吉製麺所の沖縄そば麺を使っているお店って多くないんですよね。
そんな訳で、いつかは行こうと思っていたんですが、そもそも、ランチタイムに中城小学校周辺に行くことがないのでチャンスがなかったんです。5月末の休日。意を決して「悠愉樹庵」をメイン目的地に定めて出陣しました。
もちろん、ロジ的には、パン屋やケーキ屋を前後に挟むことになりますけどね(苦笑)
国道329号線を北上し、屋宜交差点を部落内へ。まっすく300mくらい進むとお店の看板がありました。
そこを左折して雨で抜かるんだ畑道に入ると突き当りに「悠愉樹庵」さんがありました。
敷地が広々としているので駐車スペースは十分あるのですが、雨でぬかるんでいるので、できるだけ玄関付近の硬い土のスペースに駐車しましたよ。
写真の通り、外観から昔ながらの趣のある平屋(かなりデカい)であることが分かります。
店内に入ると、これまた超広々としており、60人くらいのキャパはありそうな感じです。
テーブル席が並ぶ部屋が玄関と繋がっているので、いわゆるダイニングですね。
他にも20名は平気で入りそうな個室と座卓の部屋(これまたデカい)があり、好きなところに陣取って良さそうです。
メニューは、こちらの写真。
いわゆる郷土料理のお店ですから、沖縄そばと沖縄料理ということになります。
沖縄料理は、お手軽な定食系なので宮廷料理みたいな仰々しいものではありません。
てびち定食 1,200円
ゆし豆腐定食 800円
へちま定食 900円
いなむどぅち定食 1,350円
からチャンプルー系などがあります。
nobutaは、沖縄そばを食べに来たので、店名が付いた
悠愉そば 650円
を選択しました。
大盛が+50円、特盛が+100円と廉価なので、大盛でお願いしました。
妻も同じものを注文したのですが、正直、女性陣は大盛にするのは辞めた方がよさそうです(それだけ量があります)。
特盛にしたらどんなことになるんだろうと不安になりますよ(笑)
で、登場した悠愉そばが最初の写真。
小鉢とジーマミー豆腐が付いています。値段が安いのにナイスなサービスですね。
ジーマーミ豆腐は大好き。こちらのジーマミーはかなりあっさりしてます。
まず、妻のが配膳され、その後、いったん厨房に戻ってnobutaのが配膳されたので、妻の沖縄そばのビジュアルを見て、見た感じから又吉製麺とは違うと直感しました。
見るからに細麺で歯ごたえがありそうな腰の強さなんじゃないかと思ったんです。
まず、亀浜製麺・・と思うんですが、西崎製麺も細麺を出しているので実食してみなければ分かりません。
nobutaのが配膳されて、面前で確認します。
まず、三枚肉が3枚、そしてほぐしたソーキ肉とかまぼこ2枚が入っています。
これまた、お得感のある内容です。
出汁は、そうとうあっさりした鰹出汁です(ブレンド系)。
麺は、たぶん西崎製麺ですね。最近、いろんなお店が西崎製麺を使っていますが、それは特注のオリジナル麺がほとんど。こちらは、シンプルな西崎製麺の細麺だと思います。
具材、出汁、麺がそういう感じだということは、総じて言えるのは、
昔ながらの沖縄そば
を素直に再現しているということ。超家庭的な沖縄そばです。
もちろん、良い意味で言ってます。
そして、麺がメッチャ多い。そもそも、腰がしっかりしているので、食べ応えがあるんです。
その上、大盛により麺量が多くなっているので食べ応えがあります。
nobutaはあっさりと完食しましたが、妻は結構時間を掛けて食べ進めていました。
また、ほぐしたソーキ肉は沈殿しているので、配膳されない「れんげ」をお願いした方が食べ進めやすいだろうと思います。
正直、超隠れ家的な場所にあるお店ですし、すーじ路から更にすーじ路の突き当りなので、最初から「このお店で食べる」と決め打ちしないと行けないし、通りすがりに見つけて立ち寄るというお店ではないですね。
店内は、広々として落ち着いてますので、小さな子供連れでも問題ないです。
ご馳走様でした!!!
中城村屋宜824-1