♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

『アース』

2008-09-13 | たまには映画でも★
環境危機時計が、2分進んで9時33分を指した、というニュースがありました。
人類滅亡を12時として、世界各地の環境の状態を時計で表してるみたいです。
核問題の時計は聞いた事があったけど、環境問題のものもあるんですね。


ようやくこの記事!!


えっと、この前久しぶりにDVDを借りてきました。
見たかったものがなくて、目にしたこのDVD.「アース」

劇場上映中も気になってはいたものの
大抵、映画行くのって疲れてるときだから眠くなりそうで・・・。

噂で、映像美がすばらしい、と聞いていたんですが
噂に違わず、すばらしかったです。

NHKのプラネット・アース。
うちの先生の趣味で録画をさせられ、その時に見たことがありました。
あとディープ・ブルーだっけ?

なんだろう。
地球って綺麗だなぁっていうだけじゃなく
う~ん、、なんかうまく言えないけど・・・いい。
劇場で大画面で大音量で見たかった。
音楽もベルリンフィルの演奏ということですてきです。

北から南へ地球を南下しながら様々な生物や地球の姿を映していくんだけれど
赤道に近づき、気温が高くなるに連れて
地球は白から灰色、青、緑が加わり、
茶色、オレンジ、赤、と暖色系で染められて、
黄色やピンクなどなど、どんどん色鮮やかになっていく
そういう風景が絵のように重ねられていく構成がすごかった。

「ダーウィンが見た」とか「いきもの地球紀行」とか
そういう系統の番組がキライじゃない人にはおすすめです。
私は、DVDがほしくなりました。
ただパソコンで画面と音楽をエンドレスで流しておきたい。
スクリーンセーバーみたいに。

私の一押しはシロクマさんです。
まじきゅーと。
しろくまってこんなにかわいかったのか。
くらいの衝撃です。

ちなみに癒されたかった私は、同時に「北極のナヌー」も借りてみました。
ナヌーかわゆすぎです。くまー。
きぐるみみたいなん、うごきが。
もぅ今すぐ北極行って、ぎゅーってしてちゅーってしたくなるこぐまちゃんたち。


でも、今真剣にあの子達の棲む氷の大地が減ってきているんだって。
北極なんて全く想像できない地の果てだし
氷上だけではなくて森でも海でも川でも
ふつうに動物、特におっきな哺乳類がテコテコ暮らしてるなんて
映像の中だけに思えてしまうけれど、現実なんだね。

自分はこうして夜更かししている時点で
全くエコな暮らしはできていないし
こんなこと書くのはキレイゴトで、書く資格もない。

そうだよ。
地球って綺麗だなー、スクリーンセーバーにしたい!!
なんて言ってる時点でおかしいんだよ。ばかばか。

あぁ、なんか「綺麗だったよー」で終わるつもりだったのに・・・
考えていたらなんとなく暗くなってきちゃったじゃん。。

とりあえず、いい映画だよ。

『ラヴェンダーの咲く庭で』

2008-03-30 | たまには映画でも★
思い出してください。


記憶に新しい世界フィギュア女子ショートプログラム。

薄紫の衣装を身にまとった浅田真央の演技を盛り上げるあの情熱的な曲。

切なくて、悲しくて、苦しくて、思わず胸をかきむしる悲痛なメロディは

演技に対する感涙をさらにこみ上げさせる一要素と言えました。


ふと思う。

何て曲?だれ作曲?

「バルトーク」

と答えたら、「んなわけない」と突っ込まれました。

ですよねー。

ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー

とは出ているけど、作曲家は公表されておらず

???

ってずっとそんな感じでした。

あるとき、調べてみると、でたでた。

「ネット上でも、誰作曲なのかと話題になっていましたが・・・」

との決まり文句。世の中の人、そう思ってる人多かったのね。

どうやら映画のサントラのようでした。

しかもちょっと前に見たいなーと思って、見ていなかったやつじゃない。

と、いうわけで早速借りてきて、さっき叔母さんと一緒に見てみました。

ラヴェンダーの咲く庭で



感想。
とってもいい映画です!!

ストーリーはとっても単純なんですよ。

イギリスの海辺の小さな街に老姉妹が2人静かな生活を送っています。
ある嵐の翌日、2人は浜に打ち寄せられ倒れている青年を発見。
命を取り留め、看病を始めるものの彼は英語が通じず会話が成り立たない。
しかし、身振り手振りでコミュニケーションを取り、片言ながらの会話ができるようになっていく。

しばらくすると、彼はヴァイオリンが弾けるということが判明。
音楽を通して街の人々たちともだんだんと打ち解けていくようになる。
静かな2人の生活に、突然の活気が舞い戻り、2人の姉妹、特に妹のアーシュラに
影響を与えていくことになる。
何年も閉まっていた思いもかけぬ感情はアーシュラの心を支配するもどうする事も出来ない。

しかし!!

アーシュラの想いをよそに、彼の前に一人の女性があらわれる・・・。

つづきは、CMのあとで。

っていうかネタばれですので、気になる人はご覧あれ。



これがですねー。
人間模様が大変面白く書かれておりましてですねー。
いいんですよ。

おばあちゃんがね、かわいい。
恋する女はきれいさー♪
って感じです。
いくつになっても、こころに持つ気持ちはおなじ。
やさしくもあり、おそろしくもあり・・・。
どうしようもなく切ない気持ちに、あぁ、、ってなります

なのにこの男はね。
あんま性格よろしくないように見えるんだよ。
もぅ、ただの目立ちたがり屋だろ、君ぃ、って思う。
それから後から出てくる女性がね。小雪にそっくりなんだよ。
でまた、あんたそんなことやっちゃうのかよ、って・・・。
だけど、この女性の立場に立ってみると、
おばあちゃん、妬きすぎ!束縛ですか?ってなるし。
さらには、他にも嫉妬丸出しの登場人物いろいろ出てくるし。

うん、まぁドロドロなんだが。

だけど、にんげんらしさというのもまた映画の良いとこなんではないかね。
ここでストップモーションをかけちゃうんですか。
ここで回想シーン入れちゃいますか。
と、演出のにくさもあり。
ミニシアター系の映画の良さが存分楽しめるのではないかと。

私はもう一度見てみたいと思いました。

あと、コロコロに太ったお手伝いさんが出てくるのですが、
その方がとーってもいい味出してる。
演技派が多い映画ですな。


ちなみに、ラストで例の曲をフルで演奏するのですが

とっても良いシーンではあり、さっきの回想とかで「あぁ。。」ってなるけど

それよりなによりどうしても

「決まったぁぁぁ、トリプルアクセル!!決めましたねぇ!」

「トリプルルッツ、ダブルトゥーループ、ダブルループ!!いいですねぇ。」

「あぁ、ちょっと踏切、軸足が左にずれてしまったようです」

「ステップシークエンス、どうですか。あらかわさん?今日のまおちゃんは。」

「メダルの行方はどうなるのでしょうか?東京のこくぶんさーん!?」


と、いちいち解説が入る気がしてしまいます

きわめつけは、曲の最後の

ラーーーーーーーーーーソファミレドシラーーーラン♪

で、

手は耳元に、首を上に上げて決めポーズを決めたくなってしまいますね。

恐るべきフィギュアスケートの呪い。

オケでロミジュリ聞いた時も、確実にステージの上空で高橋が滑ってたもんな。


だけど、あの曲。

耳コピでも楽譜探してでもいいから

一度弾いてみたいもんですな

バートン

2008-01-21 | たまには映画でも★
スウィーニー・トッドの、
なんとかかんとかの
悪魔の理髪師
見てきましたよー。

ぐろい、って噂は聞いてたんだけど
きっとティム・バートンとジョニー・デップだし
チャーリーみたいにシュールな感じのテンポだろうって思ってましたよー。

えぇ、でもそりゃもう普通のサスペンスホラーでしたねー。
血が嫌いな人は見ない方がいいです。びゅんびゅんです。。。
内容はシュールっていうより、若干きもちわるい。
見終わって、落ちまくりました。救われない。。。
昨秋から見た映画は、今日のを入れて3本連続同じ劇場で見てますが、
ここで見た映画は最近全部、落ちます。ジンクスかなー。
クワイエットルームへようこそ、も相当へこんだし
エヴァは・・・別な意味でとっても落とされた(苦笑)

でも、こわいんだけど目が離せないというか作品自体は良かったと思います。
ただのホラーで終わらせることなく、なんとも哀しい結末。
少しは救いを求めて見てた身としては、痛々しいけれど。
でもミュージカル仕立てになっていて、歌でお話が進むんだけどそれが良い。
まぁ、ジョニーってホントになんでもできるのね。必聴ですよ、あの歌声。
そしてまたジャックでもなきゃチャーリーでもない全く違う役柄。すごいねー。
たぶん、曲を明るく歌ってるから、恐いことしてるのにそう感じないんだろうね。



日本のホラー見たいに、
どぅるるるるる・・・ぴしゃーーーーんっ!!!
って感じのおどろおどろしく始まって大きな音で脅かす感じ(上の、分かるよね?)
が、ないのでビクビクしないのかもしれません。
洋画のホラーは(ホラー見ないけど)、どっちかって言うと気持ち悪い系だからね。
日本は、怨念とか恨みつらみとか、果ては精神崩壊とか・・・
内側から侵されていく感じが怖くて見られません。


何はともあれ、そういうの好きな人か、とことん落ちたい人にはいいかと。


ハッピーエンドストーリーを、あの劇場で見なきゃ気が済まない!!
じゃなきゃ、もうあそこ行けなくなっちゃうよ・・・。

邦画特集

2008-01-19 | たまには映画でも★
いつも冒頭の電車で助けるシーンは見るんだけど・・・
だんだん色んな意味で見てられなくなって結末を知らない。
今夜も30分で挫折です(笑)

フジさん、これからいろいろ映画を放映してくれるみたいですねー。
見たいなー、と思いつつ見ていなかった邦画がこれからやるみたい。

UDONとか。
四国に行きたいなー。
行っておいしいうどんを食べたいなー。

象になった少年とか。
正しくは星です。。。
これは映画館で見ました。悲しいです。

あと、嬉しいのはシュガー&スパイス。
1度見たけど、独特な世界が結構好みで、また見たいと思っていたの。
あ、でも全体的に暗い話なので好みは分かれるかも。
やぎらくんの役がういういしてるし、なんだかんだ問題あるけど
映画に出ているえりかさまはかわいいと思う。

昨日の真夜中、「渋谷区円山町」っていうのを見ました。
あんまりおもしろくなかった・・・。
でも出てきた人が先輩に似ていて名前も同じでそこに笑えた。
あと「ハチクロ」も借りてきてるの。まんまとはまってます。
これはまた、そのうち。


明日は久しぶりに映画館に行って映画を見てきます♪
ジョニーデップに酔ってきます★
たのしみたのしみ。


同じ電車男でもNHKの劇団ひとり(映画はちがうけど)の番組の方が面白そうだ。
錯視だって。K岡先生とか出てくるかな。
どうでもいいけど劇団ひとり、面白いなぁ。
陰日向に咲く、も楽しみなんだよねー。

椿山課長&酒井家

2007-10-23 | たまには映画でも★
ほっとする映画が見たくって
10月、芸術鑑賞の秋に借りてきたDVD。

1個は「椿山課長の七日間」


別なDVDの宣伝で面白そうだなーと思って借りてきた。
ファンタジックな世界が嫌いじゃない人には、とってもオススメします。


突然、脳溢血で死んでしまった椿山課長。
現世に未練を残してきた椿山は「あの世」で現世に戻ることを頼み込む。
死から4日が過ぎていたものの、初七日の間は戻ることを許され
同じく未練を残して死んでしまったあの世の2人と現世へ戻ることに。
美女の身体を借りて、自分がいなくなってしまった世界に舞い戻り
妻、息子、父親、親友や後輩らのそれぞれの思いや絆を目にすることになる。


結論はすごく分かりやすいし想像もつきやすいんだけど
あったかーい映画でした。
キャストも豪華!!
椿山課長は西田敏行さん。演技うまいなー。
椿山が姿を変えた絶世の美女は伊東美咲さん。
やくざのおじさんが変わった姿にはナリミヤ君。
子役も須賀健太くんに志田未来ちゃんと、満腹です。

ところどころで笑えるし、たまに泣けるし、
まぁまたありえない設定と大げさな感じが私は好きです。
たまには現実から離れてピュアな気持ちになるのはいかが?
ちなみに原作は浅田次朗。本屋に走って買っちゃいました。読むぞー。


もう一つは、「酒井家のしあわせ」

これはですね。正直タイトルにつられて借りました。
「さかい家」のしあわせでしょ?面白いに違いない、と(笑)
と、はなからコメディだと決め付けて見てたんだけど
意外と現実的で重いテーマをさらっと調理してる感じでした。

父・母・息子・娘の一見普通の4人家族の酒井家だけど
実は父母は再婚、兄妹は父親違いのちょっと複雑な家庭。
中学生の息子は反抗期で、家族がうざい。
そんな折、父親が突然家を出ると言い出した。母に理由を聞くと
「お父さん、好きな人ができたんやって。しかもその好きな人、女の人やないの
男やって・・・」
さぁ、酒井家のしあわせはどうなってしまう??


ちょっとマイナーな邦画の特徴で、最初はテンポが緩くって
退屈~な印象を受けていたんだけど、ラストは結構意外でした。
うむ、山崎まさよしの挿入音楽がいい感じです。
そして、友近が美人だよ。



映画が見たいんですよー。
研究室では「クローズド・ノート」見に行こうって話が出てるけど
たぶんいつもの如く流れるんだろうなー。
っていうか「見たくない?」「別に」って会話が繰り広げられてるだけ?
実際、ちょっと本気で見てはみたいんだけどね。
「未来予想図」も終わっちゃいましたか?宣伝だけで中身知らないのよ。
「ALWAYS」は絶対行きます。時間を作ります。
DVDも借りたいなと思ってるのが溜まっているんだけどー
まぁそれはぼちぼちと。
録画していたテレビでやってた映画も溜まってる。
むしろ何を録画したかさえ忘れてる・・・!
とりあえずまずは先週の「ハケンの品格」を見なきゃです(笑)

あー、やっぱり時間がほしいよぅ

『私のちいさなピアニスト』

2007-09-02 | たまには映画でも★
ミニシアター系のほんわかあったまるムービーが見たいなと思っていた今日この頃。
珍しく休みだった母と一緒に、駅東口にある小さな映画館でやっていた
韓国映画私のちいさなピアニストを見てきました。

堕ちこぼれのピアノ教師ジスが出会った近所に住む少年キョンミンは
類稀なるピアノの才能の持ち主であった。
大きなトラウマを抱えるせいで情緒不安定な少年はいたずらを繰り返し
周囲の人々から誰にも受け入れられず孤独な日々を送っていたが、
ピアノを通して次第にジスへ心を開いていく。

開花していく才能を引き伸ばすためにジスが選んだ選択。
別れの先に待つその結末とは・・・???



純・韓国映画的なばりばりの愛と情熱を感じる映画でしたね。
時々、音楽界のきらびやかで自分勝手な雰囲気にげんなりしつつも
それもまたうまく表していると言えるのかなーと思えばで。。。
最後は映画館中すすり泣きが聞こえる良い映画でしたよー。
音楽が良い。色んなピアノ曲が出てくる。
トロイメライがやはり良い曲だったんだって感じます。
そしてこういう音楽映画によくありがちな演奏者の稚拙さがない。
主人公の少年も実際にピアノを弾けるコを抜擢したようだし
ラストに出てくる一番感動的なシーンのピアニストもプロらしく
よくある「弾いてないじゃん」という冷めはない。
ラフ2は玉○宏よりうまいです(笑)

純粋に良かったって思える後味よろしいお話でした。


『ホテル・ルワンダ』

2007-08-03 | たまには映画でも★
ちょっと前になってしまうんだけど
無性にこの映画を見たくなって借りてきました。

『ホテル・ルワンダ』


さらに前になってしまうんだけど
テレビで紹介されていて興味をもったもの。
ミニシアター系映画だけど、04年度アカデミー賞受賞作。
「目をそらしてはいけない」っていうキャッチフレーズを見て
重そうな話だからとずっと見ないでいたんだけど、ついに見ました。

私だって今話題の(一部で)やばい映画ばっかり見てるわけじゃないんです。
今見てたけど・・・。(誤解を生みそうだ・笑)
こういうシリアスなものもたまには見るんですよ。


舞台は1994年、内戦終結後のアフリカ・ルワンダ。


和平協定が結ばれようとしていた市内で、ある事件をきっかけに
内戦の対立民族であったフス族とツチ族が再び火花を散らす。
フツ族の民兵グループは武器を手にして少数派のツチ族への襲撃をはじめ、
それが罪なき100万人もの人々の大量虐殺ジェノサイトへと発展していく。
その中で、1200人もの民衆の命を救った1人の男性がこの映画の主人公。
愛する家族と近隣の人々を命をかけて守りぬいた真実の物語。

なわけです。
主人公の名は、ポール・ルセサバギナ。
発音が難しいです・・・。
非常に重く悲しい話だけれど
こういう歴史もあるんだってことを知ることができる
良い映画です。機会があったらどうぞ。



差別や偏見が、
怒りや憎しみが、
噂や思い込みが、
どれだけの群集を動かし、
誤った道に突き進むことに気付くことなく、
結果的に非道な事件を引き起こすか。

歴史的にたくさんこういったループは起きやすいことだけど
同じ人間同士が、後付けの文化や民族差によって
憎しみあって傷付け合って滅ぼしあうという性は
なくならないものなんでしょうかね。


社会心理学なんて一生懸命勉強したって
当たり前のことを理論的に言っているだけで意味なんてない!
って思ったことがある。
「怒りや偏見というミクロの力が作用して
社会の歴史を変えてしまうようなマクロな力に発展するのです」
なんて偉そうに人間の黒い部分を語っているだけ。
それによって影響を受けた人々への何の解決にもなってないじゃないか、と。

こういう風に理論的に人間のこころのメカニズムが解明されてきたからこそ
各人がそれを冷静に見つめなおして、
歴史的事件を別な視点から捉えなおすことが出来るようになったって言う点で
社会心理学という学問は重要だってことはわかるんだよ。

でもやっぱり『心理学』って需要に対して供給が間に合っていないというか
実学にいまだつなげるために、あともう一歩な所があると感じるんだよね。

この映画みたいな悲しい出来事が起こらないように
心理学はもっと何か貢献できるんじゃないのかな。
机上の空論、学会世界に留まらず、実学として使われてほしいねー。
人のこころに理論も計算も答えもないはずなんだから。

なーんてね。

研究も出来ない理想だけのひよっこが
勝手なことをぬかしてみました

とりあえず、こういうことを考える人は少ないにしても
いろいろなことを考えさせられる映画です。
頭やわやわ胸がどきどきの映画もいいけど、たまにはこんなのも、ね。

『ラフ』

2007-06-27 | たまには映画でも★
お仕事にひと段落がついたから、あんたも付き合いなさい!と
母親に言われておうちでお酒を飲まされました。かるーく1杯。

おうちで飲むと、ちょこっとだけでふらっとしますね。
いえ、もうだいじょぶです。冷めてます。

きっと、格好も気持ちもラフで安心してられるからなんだろね。

ふらふららふらふ



ってことで、むりくりだけど、『ラフ』って言う映画のDVDを借りてきました。
去年の夏の公開時から見てみたかったんだけど、映画も見逃し、レンタルも人気商品でなかなか見られず、チャンスを狙っていたのです。

『ラフ』とは、タッチやH2を書いたあだち充の漫画が原作のお話で、
水泳に情熱を燃やす主人公らの青春を描いたストーリー。
キャストは長澤まさみや速水もこみち、などなど。

なぜそんなに見たかったか?


原作は読んだことないので話の内容は全く知りません。

申し訳ないけど、そこまでキャストにも魅力を感じてませんでした。



うん。



こんなことめったにないけど
主題歌と挿入歌が好きだったから・・・



長澤まさみがスキマスイッチファンであるおかげですよぉ。
なんかミーハーな子みたいw(そうなんだって!)


と、いうわけで内容を気にせず見始めたこの映画。
でしたが、結構面白かったです。

だって原作があだち充だもんね。タッチとか好きなら好きだよね。
ストーリーの流れがとっても、とっても似たような構成である辺りが、
逆に安心しちゃいます。

すっごい可愛い女の子が主人公でー
かっこいいけどちょっとオクテな男の子が出てきてー
ライバルはきざで何でもできちゃう男でー
で、あーもう色々あってラストはなんか恥ずかしいよぅ、みたいな

くじで決める寮の伝統行事「1日デート」とか
1階から小石投げて好きな子の部屋の窓にぶつけて気付かせるとか
カセットテープで・・・・・・・とか~!!!

ベタです。そういうの面白い、見てて。。。
なかなか楽しいお話だよ。これから暑い夏がやってくるし、
プールで泳ぐ姿は涼しげで見るのにいい季節じゃない?
いいな、こんな青春過ごしたかったな、高校生楽しそうだなって
ほんのちょっとだけ、思うよ。たぶん。


個人的にあだち充の漫画の実写版の主人公の男の子達はみんな
私が想像しているような人と違うキャストなのが不足だけれど・・・。
だって8頭身の人は違うよー、ゼッタイもっと素朴な人だよー。
かっこいい人使えばいいってもんじゃないよー。


ちなみに女の子は腹立つくらい可愛いですね。
南もひかりも春華も亜美も。
マニアックみたいだけどね、タッチしか読んだことないんだよ、ホント。
(でも、読んでみたいんだよ原作。)


ついでに言うと最近気になる俳優さんも出てました。
「石田卓也」
誰かさんと一文字違い。それだけ。
出てないけど、名前が気になる俳優さんといえばもう1人。
「水嶋ヒロ」
パッと見、間違う。(私は本気で驚いた)

脇役だけど渡辺えり子さん扮する管理人の東海林(ショウジ)さんと
八嶋智人さん扮する水泳の先生が、とってもいい味だしてます!
好きだなぁ、この2人。。。



もちろん
当初の目的だった挿入歌も聴けて文句なし
歌詞聞いてて台詞聞いてなかったけどね(笑)
中の「奏」って曲が、いちばん好きなんです。
なんでこの悲しげな曲を使ったのか分からないけれど・・・
「ふれて未来を」も「全力少年」も「ガラナ」もいいんだけどねー。
見たらちらっと、あぁコレかぁって思ってくださいな。



なんかこの記事、ちょっとオタクっぽい~

世界の果て

2007-05-06 | たまには映画でも★
もうすぐ公開ですね。
『パイレーツ・オブ・カリビアン3 ワールド・エンド』

わくわく

再来週かそれくらいの日曜洋画劇場か何かで
part1の「呪われた海賊たち」が地上波初公開だそうで。
まだテレビでやったことないんだ、このご時世でとびっくり。
DVDは持っているけど、みちゃおうかなぁ。。。

洋画の苦手な私ですが、これだけはハマってしまいました。
ジャックかっこいいんだー
音楽も大好きなんです。
闘いのシーンも他の映画だとあんまり好きじゃないのに
この映画の戦闘シーンは「かっこいい」って思う。
って何度このブログで語ったことか・・・。

Disneyのタイトルバックっていうのかな。
シンデレラ城が出てきて、キラキラリンってなるアレ。
いまや昔のシルエット調ではなくて、3Dになってしまったことも
この映画で知りました(どーでもいい)。

1は普通にディズニーらしいファミリームービー。
2は何でもありって感じだったなぁ・・・
この流れで行くと3は一体どこまでやるんだろうか。
噂によると、東インド会社とデイヴィ・ジョーンズが手を組んで
海賊を撲滅しようとするとか何とか・・・おいおい。
なんとも無茶苦茶そうなストーリーに心惹かれます(笑)
ジャック・スパロウの行方はどうなったんだろうね。
カリブからアジアにまで舞台が広がるって話もあるしね。
予告編でにやけてますよ。ふっふっふ~

5月25日がたのしみたのしみ

『それでもボクはやってない』

2007-02-28 | たまには映画でも★
なんかお前映画ばっか見てない?

って?
そんなことないよ。そんなことない。
けどいつもより見ているのは確かです。
最近、映画やDVDを見るのがブームです。
バイオリズムと共に見たい映画が増えたりする不思議な体なんですよ。
どーでもいいよね、そんなこと。。。

と、いうわけで先輩からお誘いを受けて映画を見てきました★
レイト、までいかないけどナイトショー。
『それでもボクはやってない』

見た人が面白いと言っていたのは聞いていたのでOKしたんだけど
始まる直前に、何をやってないんだかも知らないことが判明。
まったくの前知識なしで鑑賞しました。

2時間半・・・。
ちょっと長めの映画だったけど、そんなの感じさせなかった。
深い、重い。
でも、勉強になるというか考えさせられるというか・・・。

冤罪をテーマにしたお話で、このストーリーは痴漢冤罪について。
痴漢行為を訴えられた若者が身の潔白を証明するために法廷で戦い、判決を受けるまでのドキュメンタリーなんだけど、これが日本の法廷の現状なのかと思うと、とっても恐ろしくなるようなことが描かれている。

好戦的な警察の態度、杜撰な取調べ、都合よく振舞う検察官、出世・安定を重視する勇気のない裁判官・・・

たしかに、何百万とある刑法犯裁判のうちのたった一つであり
しかも多くの被告から常に嘘の証言を受けていて、
「無罪」判決を下すことが検察・警察側の国家を敵に回すような行為であって
公正感が失われてしまうのかもしれないけれど・・・

冤罪はものすごく難しい問題なんだと思います。
人間って嘘をつく動物なんだから。
追い詰められれば、自分を守るために歪んだ証言をしてしまうのが性。
正義を守り、真理を貫くとは言っても、無罪か有罪か知っているのは
本人のみなんだもんね。

職業柄、っていうかなんていうか良く犯罪についての知識もないまま言うのもいけないことかもしれないけれど、法心理学とか裁判心理学とかそういったスタンスがもっと取り入れられるべきなんじゃないだろうか。
被害者、加害者の心理だけではなくて、刑を下す側が公正で的確な方法を促す制度を確立させるためにも心理学は重要だと思うんだよ。
冤罪を作らないためにはポリグラフや心理検査なんかもきっと役に立つと思うし。

うん、私は専門外だけどそういう立場で見てしまう。
法律は人を守るためにあるものであって、傷つけるものではない。
「貴方が裁かれたいと思う方法で私を裁いてください」という言葉は
法廷に限らず、どんな場面でも基本だもの。

難しいこと、わかんないけどさ。
とりあえず法学部じゃなくて良かった・・・

痴漢はね、女性の敵かもしれないよ。
そんな人がいなければ被害にあって悲しむ人も、冤罪で苦しむ人もいないんだから。でも男性陣は満員電車に乗る時は気を付けてバンザイして乗るんだよwセクハラもね、男性は9割負けるとうちの先生よく言ってるもん。心して生きるんだよ(笑)逆もしかり。


なんだか話がずれました。
でも面白い映画だと思いますよ!

今度は何が見たいかなぁ。
どろろ、ドリームガールズ、なんたらミュージアムも気になる。天国は待ってくれるもちょっと見たい。あと、ペンギンのハッピーフィート。
この熱が冷めないうちに見ないと、一生見ないことになるものがたくさんあるのよね、私の場合。とりあえず、ウエンツの鬼太郎は見ないと思う