ここはギヤマンミュージアム
世界中から
集められたガラス工芸の粋を
観賞できて休息にもなる癒しの空間. .。+ °
二階の常設展示室へ行きますと・・・
ガラス工芸とは違う趣向の
アンティーク品が陳列
されておりました。
二階の常設展示から観る場合には、
ガラス本編へのイントロとして
よいかもしれないし...
三階から降りてきて観るならば、
たっぷりガラス工芸に浸った
目をリセットできて...
よいのではないでしょうか・°
他のアンティーク品にも紐付けて、
さらり登場させ観る機会を
提供してくれる間合いに...
ミュージアム側さんの、
観賞する人々へ向けられた
配慮と工夫を思わせられます。
年代物のスノードーム?
いいや違った、
landscapeと題された
からくり仕掛けのオルゴール。
ゼンマイを巻くと
風景が動きだし音楽が流れる...
こういった品をオートマタというそうなの。
Automata=からくりおもちゃ
瞬間が
クリスタライズされて
完成したひとつの小世界ね・°
1900年スイス製
こちらの品もオートマタ...そして籠の小世界。
右側にある鍵をキリキリ巻いたら、
二羽の鳥たちが囀るのかな。
ここからは、
ガラス展示台の合間に
置かれていた音響器アンティーク。
・・・うわあ!迫力!なんか迫力ある!
木製ホーンに吸いこまれてしまいそう、
これなるものが蓄音機なのだそう!
年代物を見たのは初めてで...
しげしげまぢまぢ
見入っちゃった。
1912年当時90ドルで発売、
日本円にしますと約一万円ほど。
アンティーク
値段だけでは測りがたい、
気持ちで感じとる貴重さも喜び...
プライスレスな価値をも含んでいるもの。
1912年エジソン社製《オペラ》
♪≡ 100年休まずにチクタクチクタク ≡♪
ぁぁ..."大きな古時計"だわ。
ただしこちらは振り子式でなく、
ディスクオルゴールが内蔵された大時計。
4時45分を回った時に止まるまで...
どこでどんな瞬間を
刻みつづけてきたのでしょうね、
今はギヤマンミュージアム内で休らう。
♪≡ 今は もう動かない その時計 ≡♪
1900年代の
オルゴールこと、
ミュージックボックス。
曲目の記されたソングシート・°
ベルとドラムの自動演奏隊 . ♪・
スイス製だ・°
私個人の印象だけれど、
オルゴールって水と空気の
きれいな土地で作られたものが...
上質な感じ。
自国だと
諏訪市が日本のスイスとか
アルプスと呼ばれていますでしょう、
やはりオルゴール産業が根付いていて
世界中から集めた音響器アンティークを
所有している専門ミュージアムも
あるそうだし、
いつか行ってみたいところ・°
こちらもスイス製・°
大聖堂の
ミニチュアかと思ったら、
この品もオルゴールなのでした。
1890年作「カテドラル」
正面部分。
ミラノの大聖堂をモデルにしたと
ネームプレート添えつけの
説明文にあり。
もうこれは
ドゥオモ大聖堂では
ないでしょうか...ミラノのシンボル 。
屋根上の
つっとがった針針しいのは、
尖塔というらしくなんとすべて聖人像。
さすが
聖なるオルゴールだけに、
クリスマス曲のみ収めてあるそうな。
ミラノのカテドラル
もしドゥオモならば、
実物は白い外観のゴシック様式で
建てられた教会ミニチュア版でした・°
大きなガラス壺の横を通り抜ければ・・・
さあ常設展示スペースよ・°