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スイングジャーナル評&今日のCD発売記念ライブ/荻窪ルースター

2007年07月03日 12時25分55秒 | jazz
ジャズライフに引き続き、スイングジャーナルでのCD評が載っていたのでまずは立ち読みから。。僕の1st「ウエザー・アイズ」から今作まで全て、評価は<びっくりオジサン>マークの「優秀」を頂いてるけど、それを越えるのは中々難しい。まぁ、それはともかく。

読んでみて、凄く丁寧に聴いて頂けたのが分かり大変嬉しかった。これは作り手にしか感じ取れないものだと思うけど、お書きになった藤本史昭氏は僕がアレンジに懲り、録音に相当な時間をかけた1曲目の「スプリング・レイン」3曲目の「インフィニット・ラブ」をまず高く評価され、僕の民族音楽への憧憬を「モロッコ」で、僕のDTMのスキルを「アンステイブル・フィーリングス」で的確に評価されている。その他の作品に関しては「即興を土台に置いた上で」という冒頭の言葉によって、今まで僕がアルバムで貫いてきた共通のコンセプトでもあるジャズの偶発的な美しさという点を、十分に評価頂いていると思う。限られた文字数の中で、作り手の僕の痒いところに手が届いた的確な評価は本当に有難いと感じた。実は、CDはそこそこ売れているのだけれど、買った方々からの感想をまだ頂けてないので、ちょっと自信を失いかけてたところだったのだ。(笑) 

で、そのスイングジャーナル、今月号はキースの特集など結構僕の興味を引く記事が多く掲載されているので、結局購入する事にした。先月号のキーボード・マガジンもキースのロングインタビューが載っており購入したのだけど、彼の言葉ってのは「あ、俺もそうそう!」ってレベルじゃなくて、遥か彼方のものだから即座に理解は出来ないのだけれど、あのレベルまで到達すればこう言う事を感じながら演奏するんだ・・と、ある一種の想像をしながら読むことになる。それが凄い刺激的なんだ。時間の有る時にゆっくり読もう・・。

さて、今日は荻窪ルースターでCD発売記念ライブ。ここのお店は楽しいお喋りが無いとブッキングしてもらえない・・・らしい。(笑)
今日は「天野丘、夢を大いに語る」と題してお送りしたいと思う。ナビゲーターとして、自由に喋る彼をどう導くかをこれからある程度シミュレーションしなければならない。毎回演奏される曲目もMCも、うちの場合まさに「即興を土台に置いた上で」なのだ。 MCもアレンジと同じ。そこんとこも楽しみにおいで下さいまし!

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3 コメント

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雑誌は読んでいませんがぁ~… (taka)
2007-07-04 09:26:01
私も

♪スプリングレイン♪

♪インフィニットラブ♪が好きです。

心地の良い「エッ!?」

「カルテットって何人?」と思ってしまう徐々に順々に広がってゆく音の響き~不思議~。

私がジャズが好きとかでは無く、ふと口ずさんでしまう 『心地良さ』

生ライブとは違った『不思議感』

二度三度と聴いて膨らんでくる感覚「うぅ~ん」感想を文字にするのは難しいです。 (笑)
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毎日聴いてます! (H☆H)
2007-07-05 00:42:21
とても、美しくきれいに仕上がっていますね!
宮地さんが熱を入れて、時間をかけて、想いを込めて~作られた、
ライブでは絶対に聴けない色々な音の響き、
一つ一つの曲が、心を豊かにしてくれてます☆
テナーだけでなく、クラもソプラノも、ん~素敵ですね♪

・・っていうことで、家でも「もうひとつのNEW4」を充分に楽しんでま~す!(笑)
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ありがとうございます。 (SGURU)
2007-07-05 04:25:42
好きな曲というのが、男性と女性で大きく違うのが分かって面白いですね。女性はバラードやしっとり系の曲がお好きで、男性はハードな「ラップド・アップ・・」や「ディア・マイケル」をお好みのようで。

さて、昨夜のルースターは残念ながらお客さんがちょいと少なく、やはりレコ発を連続してやるとこう言う事も有るんだよなぁ・・とお店に申し訳ない気持ちになりました。曲目は同じなんですが演奏内容は毎日違うので、それを楽しんで頂きたいのです、今は。

CDも売れてレコ発も落ち着いたら、全く別の所にこのバンドは行く事になっております。。まだまだ、先の話ですが。
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