Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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レコードプレイヤーの不具合を自力で修理!

2024年09月16日 16時41分00秒 | オーディオ
「パイオニアPL-30LⅡ」。高校生の時に郵便局でバイトして買ったプレイヤーです。今だに現役って凄くないですか?一緒に買った他の機材は全滅ですけどね。でも、それぞれ拘って買ったモノなので思い入れも有ります。が、最後の砦のこのプレイヤーが遂に不調となりました。

しかも、スピーカーを憧れの3WAYに新調したばかりなのに!
パイオニア「Private」S-Z71V。元はコンポの付属品ですが、懐かしくも良いサウンドです。サイズ的にウチのステレオラックにピッタリ!メルカリで比較的安価で購入。

さて、そのプレイヤーの症状ですが、トーンアームが曲の途中で上がってしまい、最後まで聴けない…というものです。

買い替えるか、修理に出すか…というとこですが、こういうヴィンテージは買った方が安かったりします。でも、同レベルの機種か1ランク上のものでヤフオクやハードオフとかでも安くて2〜3万はします。


B級マニアには垂涎モノですが、毎月何枚もレコード買うわ、丁度スピーカーも買ったわでお金が…。

なので、まずは自力で修理するチャレンジをしました。

昨日一日掛けてネットで調べた所、こういったトラブルはヴィンテージには付きモノで、オートストップ・システムの物には多い症状だとか。自力で直したって言う猛者のブログも多い。このモデルだと基盤に付いてる「半固定抵抗」ってのを弄るとアームの上がる位置を調整出来るとか。

しかし、このモデル(パイオニアPL-30LⅡ)の基盤はターンテーブルの下側に付いてるので、底板を外して作業する必要が。しかし、ひっくり返したりするとオイルダンパーのオイルが漏れて、全滅になります。なので、車の修理みたく下から潜り込んで作業するしか有りません。


まずは、テーブル2台で作業スペースの確保。それから底板を外して行きます。

4つ有る脚を外してから底板を外しました。予定通り基盤が見えました。しかし、配線が底板とくっ付いてる為、作業域は大変狭いです。


iPhoneで撮った「半固定抵抗器」。手前の2個の青いヤツがそうです。これの右側「POSI(VR1)」を調整します。ポジション…って事なんでしょうか。ネジを左に回すとセンターレーベルに近くなり、右に回すと遠くなります。

作業視野が狭い上に、抵抗器も小さいので老眼にはとても厳しいです。しかし、たった2度の微調整で割とすぐに直りました!


調整に使ったのはこのアルバム。


見て下さい!センターレーベルのギリギリまで音溝が有ります。実は今迄、途中でアームが上がってしまい、最後まで聴けた試しが無かったんです!漸く聴けた!自力リペア、大成功!


無事作業が終わり、また底板を取り付けます。

この体勢、辛かった!笑

でも、お気に入りのステレオセットが復旧した喜びで、苦労も吹っ飛びました!浮いたお金でレコード買おう!

インスタでは正常にアームがリフトアップする動画も上げてます。https://www.instagram.com/p/C_97xXSxKr8/?igsh=dHRja2xyMW1pMm0w

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