Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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新型コロナウイルスに対して考えを改めさせられました。

2020年04月01日 14時50分00秒 | Weblog
正直、当初は「大袈裟な。唯の風邪じゃん。」「うつってもいいや。」って思ってました。

振り返れば自分は恵まれてて、音楽に関してもやりたい事を散々やって来たし、これから作ろうってアルバム達も、言わば人生のボーナス的に捉えてるし、いつ死んでも後悔の無いように生きて来たつもりです。だから、最悪死ぬってのをシミュレーションした時、「あー!あれやっとけば良かった!」ってのはあまり有りません。死ぬまでに会っときたい人達はいるけど。

でも、志村けんさん、偉大なトランペッターのWallace Roneyの死去というニュースが連続して飛び込んで来て、考えは一変しました。

この方々の死は、告知されたり、準備されたものでもなく、つい先日まで元気だったにもかかわらず、突然訪れたものです。しかも、交通事故の様に全く防ぎ様の無いものではなく、色んな人達が協力して気を付けていれば防げたかも知れないものです。

この方々は、有名人だからインパクトが有った事は確かに否めませんが、同じ様に苦しんだ後、亡くなって行った方々の無念を考えると、とても「うつってもいいや。」とか「死んでもいいや。」なんて、失礼で言えなくなりました。

色んな考えの人が居ると思います。補償もないのに休めるか!って方々も同業者には多い。だからこそ、押し並べて休めなんて国も言えないでしょう。でも、今、我々がすべき最大の仕事は「生き残る事」だと思います。生き残る為のやり方は、様々だと思いますが、最大限の甘さを排除した努力は必要だと思います。僕も、生活の為、レッスンなど続けてますが、まだまだ甘い所は有ったと思い反省もしています。多くの人達が生き残らなければ、これからの新しい音楽や文化は偏った物になったり途絶えてしまいます。これは、勿論、音楽・芸術・エンタメを支える多くのファンにも言える事です。

努力・協力して皆で生き残りましょう!コロナに打ち勝った後のビールはきっとめちゃくちゃ美味い筈!

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