撮影では、ほとんどRAWで撮ることが多い。
RAWで撮るからには、当然現像処理というモノがついてまわるのだが、これまでキャノン純正のDigital Photo Professionalと言うソフトを使っていた。
これが非常に良くできたソフトで、露出やカラーバランス等のヒストグラムも触れ、現像結果も非常に良好なのだ。
これで、デジカメを購入した時に付いてくる無料のソフトとは思えない出来映え。恐るべしキャノン!バージョンアップもマメに行われてるし。
で、このDigital Photo Professional(これよりDPPと称す)でTIFFに現像し、保存した後にPhotoshopで簡単な加工をするのだが、これが結構手間なのです。
簡単と言うと、ゴミ消しやパース、ディストーションの修正なのだが、これぐらいならわざわざPhotoshopを使わなくても、もっと簡単に出来るんじゃないだろうか?
これは、以前からずっと思っていたので、1年ぐらい前に「SILKYPIX 2.0」の試用版を使ってみた。試用版と言っても、14日間は完全機能を利用できるトライアル期間のやつ。
結果は、イマイチであった。現像結果自体は満足のいくものだったが、カット数の少ないときはこれでいいけど、300カットや400カットもあると逆にこれの方が時間がかかると言う具合だった。それに完全にRAW限定のソフトで、JPEGやTIFFは扱えない。
うーん、これならDPP+Photoshopでいいか・・・・と思っていた。
しかし最近になって、SILKYPIX Developer Studio 3.0なるものが発売になった。建築系の撮影が増えたこともあり、パース補正やディストーションの修正が現像前に出来るのがありがたい。それに説明を色々と読んでると、機能的にもかなり改善されている。
と言うわけで、今日、明日と暇なので今の機会にテストしてみようと、今晩またまた試用版をインストールしてみた。
これはSILKYPIX Developer Studio 3.0の実行画面です。
ほんの1~2時間前にインストールしたところなので、これから2週間たっぷり使い込んで行くつもりです。また途中経過もレポートします。
最初の印象は、・・・ちょっと重い・・・・
さすがに、Pen4の1.7GHZじゃきついかなぁ。
いまんとこ、DPPから乗り換える気、80%です。