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(旧国道を歩いて観察する参加者)
今回の佐賀植物友の会~佐賀県の伊万里市と長崎県佐世保市の県境に
位置する国見山で行われた観察会に行ってきました。
この道路は国見有料道路の無料化に伴い、平成19年11月に廃道になり、
車は通れないのですが、植物観察をしながら歩くのにはちょうど良い環境です。
道路の石垣は斜めに石を積んであり、強度が強いということでした。
旧国道にしては、道幅が狭いですね~
途中にあった、佐賀名木100選の”大日の杉”
樹齢400年の杉の木は、樹高3mほどの所で4本に分枝しており、
特異な樹形の大杉でした。
後で調べたらここから奥に進むと近道で栗の木峠まで行けそうだったのですが、
この日はこのまま直進します。
参加者の皆さんが何やら道路で拾っていました。
ヒノキの実を持ち帰って乾燥させ、玄関などの臭い消しに使うそうです。
なるほど、いいかもです。
この日は、木の花が多く観察できました。
純白のウツギ
白からピンクに色変わりする、ハコネウツギ
ミズキより一月くらい遅く咲く、クマノミズキ
山の中腹を白く染めていたアブラギリの花~こんな咲き方をするんですね。
先日、黒髪山系で見た中腹の花はアブラギリかもしれない!
山頂に多かった、見頃のヤマボウシ
まだ蕾だったチシャノキ(萵苣の木~ムラサキ科)~別名カキノキダマシと言い、
カキノキの樹肌に似ているからだとか~
そういえば、佐賀市の城内公園でチシャノキの花を見かけていました。
(2014年6月9日 城内公園)
結構、自然にも生えている木なんですね。
ここは九州自然歩道になっています。
アカガシの大木を見ながら、山頂にも行きました。
しっとり湿った林床ではキノコも結構生えていました。
オオツルタケ
ワサビカレバタケ
この見事なキノコは何という名前だろう?
国見山~山腹に道路はまわっていますが、自然林は多く植物もキノコも豊富です。
またいつか観察に訪れたい山です。
参加者の皆さんお疲れ様でした。
教えていただいた先生方、ありがとうございました。
国見山
みせていただいて、いったような気になりました。
見ていただいてありがとうございます。
国見山は佐賀市からでも遠いので、なかなか行く機会が
ないのですが、
植物観察やキノコ観察にはいいところです。
また行ってみたいと思いました。