(干潟よか公園の森)
今回の森の案内人養成講習会は九州電力が「九州ふるさとの森づくり」ということで
九州各県で展開され、2001年から2009年までに100万本の
市民参加の植樹をされてきている(宮脇方式)県内3か所の森を訪ねて、
森の様子や木々の生育状況を観察しました。
まず最初は東与賀の干潟よか公園の森です。
シチメンソウの紅葉の頃に行ったり、干潟よか公園で遊んだりしたことはあると
思いますが、ここに植樹の森があることは案外知られていないと思います。
堤防に沿って海風に強い樹種を植樹してありました。
これは海岸に多いトベラ
東与賀海岸の森は、10年ほどの年月を経ているのですが、高木は少なく
潮の影響が大きいと思われます。
次は大町町にあるボタ山わんぱく公園の森です。
わんぱく公園にある展望台と草スキー場
ボタ山跡地に2007年から3回植樹活動をされているそうです。
最初の植樹の時には何にもなかったボタ山が~
9年ほど経った現在では高木の木々が茂っていました。
宮脇方式(密植、混植)なので、木々の間は狭くひょろひょろと伸びています。
これが自然淘汰されて今後どんな森になるのでしょうか?
枯れ木を分解するスエヒロタケ
次は富士町麻那古の亀岳の森に行く予定でしたが、天気急変で(予報通り)行けず
森の案内人クラブで整備を進めている、神水川中原公園の森を見学しました。
常緑樹の森も、人が歩ける遊歩道ができてきました。
皆さんでノコを持って、木々の手入れもしてみました。
これはテッポウムシの穴だそうです。
これが抜け殻。テッポウムシはカミキリムシの幼虫で、木を枯らす原因になるそうです。
シナマンサクの花が咲いていました。春も近いです。
三つの森を観察して、同じ宮脇方式の森でもかなり生育状況が違っていました。
今後どんな森になっていくのか楽しみです。
参加者の皆さんお疲れ様でした。
ハナイカダさんの所でも、カミキリムシの被害に遭われているんですね。
穴にキンチョール?効き目はどうでしょう???
空いた穴は塞ぎようがないので、枯れるのもあるでしょうね。
中原公園は昆虫の集まる森にしようというコンセプトなので、
多少の被害もしかたないかもしれませんね~
こちらでも、植栽で「シラカバ」をうえているのですが、カミキリムシ(の、仲間?)に食べられて困っています。
幼虫はまだ見ていないのですが・・・。巣穴にキンチョールを吹き込んでいるのですが、どうなりますか?
やはり、自然の成り立ちにそぐわないのでしょうかね?植栽は(?)
カミキリムシが育つような環境(草刈りをしない等)がよくないともおもうのですが・・・。)