(大宰府政庁跡)
今回の”森の案内人養成講習会”は”太宰府市民の森”で自然保護活動や、
自然環境分野で活動できる人材の育成に取り組組まれている団体~
”まほろば自然学校”の視察研修です。(12月19日)
午前中に”まほろば自然学校”の設立目的や活動内容、活動資金などについての
説明をしていただき、午後からはいよいよ現地見学です。
大宰府政庁跡地横から入っていきます。
”大宰府市民の森”の中を歩きながら、まほろば自然学校の取り組みを聞きます。
湿地化している所に水路を掘り、ビオトープを作って野生生物の生育環境の
保全や復元を計画、実施されています。
大宰府は史跡跡地などが多く、関係機関に許可をもらいながらの作業だそうです。
ビオトープを作ることによって、野生生物の生育環境を守り
希少種を保護することにも繋がります。
野生生物の生物調査を行い、大宰府市の生き物や自然環境に関する
データの蓄積もされています。
(ビオトープに自然発生していたイグサ)
畳屋さんとコラボしてブローチやストラップを作り、売り出す計画もあるそうです。
落葉樹の林を歩きます。
ハクモクレンや桜の並木もあり、花の時期にはお花見で賑わうことでしょう。
トウカエデの根元にヤナギマツタケを発見!
ここはきのこが多い所のようで、定期的にきのこ観察会も開催されていました。
(枯れ木に生える、カイガラタケ)
「大宰府市民の森」をメインフィールドとして、いろいろな活動に取り組まれている
”まほろば自然学校”の皆さま、大変お世話になりました。
今後の森の案内人活動にも役立てることができる、貴重な研修になりました。
参加した皆様、お疲れ様でした。
(市民の憩いの場になっている大宰府政庁跡)
まほろば自然学校の取り組み~大変参考になりました。
今後私たちがやりたいと思える活動を実践されていて、
うらやましいなと思いました。
一人の女性の熱い思いが、大きな力になっているんですね~
その情熱が人を動かしていく~
素晴らしいです。
トマトさん、これからもいろいろなシーンでよろしくお願いします。