観察会の様子
佐賀きのこ会観察会が鳥栖の”御手洗の滝”周辺で行われました。
その昔、脊振山地は山岳信仰の聖地でした。
ここから登る山伏さんたちは、身を清めるために滝の水で手を洗ったので、
御手洗の滝(おちょうずのたき)と呼ばれるようになったとのことです。
(落差22mの御手洗の滝)
昨年、多かった大型イグチの仲間はほとんど見れなくて、小型のきのこが多かったです。
枯れ木にびっしり生えるイヌセンボンタケ
ブローチのようなフクロツチガキ
長い柄を伸ばすウマノケタケ
観察の様子
同定会場には多くのきのこが集まりました。
ヒメバイロタケ
ダイダイガサなど~
同定種73種、不明菌19種が特定できました。
大型種は少なかったけど小型の珍しい種も多く、勉強になった観察会でした。
参加された皆さんお疲れ様でした。
次回の佐賀きのこ観察会は11月19日(日)唐津の虹ノ松原です。
きのこを食べる会も同時開催です。
一緒に松原のきのこを観察しましょう!
ところで佐賀県東部にはヤマジノホトトギスが咲くと聞いていましたが、
初めて見ることができました。
ヤマホトトギスより少し遅れて咲くんですね。
葉緑素を持たない腐生植物のシロシャクジョウ
菌類から栄養をもらって生育しているようです。
出会えて嬉しい花達でした。
きのこの同定いつもありがとうございます。
確認したらヒメカバイロタケですね。
観察記録を訂正しておきたいと思います。
次回の虹ノ松原も楽しみです。