いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

【ご案内】 1月28日 野原千代さん講演会 「放射能の生物に与える影響」

2015年01月18日 | お知らせ

今年も、野原千代さん(琉球大学理工学研究科生物系大瀧研究室)が、宇部に帰省される機会にお話をしていただくことになりました。

昨年は、ジュネーブやパリでの講演を行っています。

  ■原発事故のチョウへの影響、スイスでの講演発表が大反響(2014年12月)

   http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/a00cd1ff20d4cbaf2e9b2d75363a78cc

その反響や成果もうかがえるでしょう。

放射能汚染の脅威、とくに低線量内部被曝の研究は、2011年3・11以後、緊急の課題であるにもかかわらず、「放射能安全神話」のもとに軽視されています。野原千代さんをはじめとする琉球大学大瀧研究室の研究は、世代交代の早いヤマトシジミ(蝶)を対象としながら、実は、生物全体・動植物、人間にとっての大きな知見をもたらすものとなっています。

とくに、脱被曝・放射能汚染のもたらす健康被害から子どもたちを守るために、必要な基礎的研究です。

研究者、医療従事者、避難・保養活動に携わられているみなさん、

なによりも原発のない社会を望むみなさんの ご参加をお待ちしています。

「専門的過ぎてわからない、聞いても自分には役に立たないかもしれない」・・・という心配は、無用です。

みんな素人だからおもしろい質問がでます。

わかりやすく説明していただけます。

聞いて広めることが野原さんの研究の支えにもなると思います。

よろしくお願いします。(あ)

 

 

~~~~~~~以下、案内のチラシから~~~~

琉球大・野原千代さん講演会

福島原発事故による放射能の影響

~ヤマトシジミ(蝶)に及ぼす生物学的影響~

 

 3.11福島第一原発事故は、生物にどんな影響を与えたのでしょうか? 

 野原千代さん(琉球大学理工学研究科生物系大瀧研究室)が、ヤマトシジミの研究から明らかにされた「生物に及ぼす放射能の影響」についての講演会が、その疑問に答えます。

 野原さんは宇部市のご出身で、その研究成果は科学誌ネイチャー『Scientific Reports』に紹介され、さらに昨年11月には、パリとジュネーブで講演され、世界の注目を浴びています。しかし、残念なことに、日本では、これまで大きく紹介されていません。

 放射能に汚染された草を食べて育ったヤマトシジミと非汚染地域(例えば、宇部市)の食草のものを比較する実験・解析から、放射性物質の摂取量が少量の場合であっても生物学的影響が検出されたことを明らかにされました。低線量内部被曝は、ヤマトシジミから子供、生物の命につながる重大な問題です。

 皆さんぜひ、ご参加下さるようご案内致します。

       記

とき: 2015年1月28日(水)

    午後6時半~8時半

ところ:宇部市勤労青少年会館 集会堂

    宇部市松山町一丁目121

    TEL 0836-31-5515

参加費:200

 

主催:いのち・未来 うべ

 http://blog.goo.ne.jp/nonukes2013

共催:NPO法人うべ環境コミュニティ

 http://www.ubekankyo.com/

連絡先:080-6331-0960

(いのち・未来うべ 安藤)

 

 (野原千代さん)

WEB参考 琉球大学大瀧研究室 

http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/fukushimaproj.html

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チラシは、宇部市市民活動センター「青空」

宇部市環境学習館においています。

 

印刷用のPDFファイルは、ここにあります。

http://atta-an.seesaa.net/article/412325346.html

ご利用ください。