さて、ルーツ巡りの旅の続きだが‥
この写真は私の母方の祖父母で
祖父は清太郎、祖母はヲカメ。
祖父はとても面白い人だったようで
若かりし頃、蚕の繭を売りに行ったきり
帰って来ないなあと思っていたら
台湾で警察官になっていた‥という。
とんでもない武勇伝の持ち主だ。
そして、これは曽祖父、左衛門法芳。
神主の資格を持っていたそうで‥
こんな神主の免許状が額に入れてあった。
私が興味を示すと、84歳になる叔父が
気を良くして、さらに古い物を見せてくれた。
それがこれ‥幕末の頃、医師をしていた
渕貞というご先祖が、医学修行のために
長崎へ行った時の往来手形だという。
何とも無造作に保存しているものだ‥。
他にも古文書が色々あったが読めない(笑)
思いがけず祖先の足跡を知ることができて
何とも言えない神妙な気持ちになった。
そして、今回集まった母の姉弟妹4人。他に妹が2人、
弟が1人の全部で7人だが、 全員いまだに健在だ。
こんな高齢で誰一人として欠けていないのは珍しい。
家ごとに 歴史ありしか 齢重ね
耳遠くなりて 話かみ合わず