高尾典江のひとこと日記

Brasilian music&original
〜音が溢れる毎日になりますように

歌があるから

2013年12月04日 15時37分56秒 | Live Report
歌えることの幸せを
心の底から実感させられた夜でした。

昨夜は竹下さんのピアノ、高岡さんのキーボード、私。

このお二人はミラクルな素敵さですね。昨夜はジャズじゃなくて私のブラジル&オリジナル曲ばかりだったので、お二人の本来のミラクルじゃなかったかもしれないけれど、すごく"真の音"が聴こえてくる感じでした。
この音の中で歌えるって、幸せって言う以外に説明できないです。


実は3日前まで 歌える気分じゃなかったんです。

先月後半からまた紆余曲折あった治療で、今回は今までになく大きく心が崩壊してしまい、何をする気力もなく、それでも決まっていたレッスンなどはこなしていけるけど、どうしてもライブで歌える気持ちにはなれなくて。。
どうすればいいのか・・でもほんとうにどうしようもなくて。。。

どうしようもなくても、毎日 朝はやってきて日が過ぎていくばかり。

電話の向こうの旦那様に
歌えない、、っていうと
キャンセルできるんやったらそうしたら・・・?
って。
でも
キャンセルなんかできへんよ。ライブやもん。

涙はどこから溢れてくるんやろうっていうくらい涸れることがなくて


"キャンセルしたらいいやん"

旦那様の言葉がどう効いたのかわからないけど
ライブ3日前にようやくギターを持って歌えるように。
そして昨夜を迎えました。

誰かと一緒に音を作り出すことの幸せはステージにしかないんやなぁって、昨夜また身に沁みて思いました。
素敵なミュージシャンと、お客さま。いろんな個性のお店とスタッフ。
歌詞の中のいろんな人達、いろんな気持ち。
お客様とステージに流れる空気。

また、歌に
音楽に救われました。


そして久しぶりにおいしいお酒を頂きました。
お酒って幸せな時に飲む物やなぁってまた実感。
喜びも悲しみもつまった幸せなお酒。

歌えたことに
ステージに立てたことに感謝です。
みなさん、ありがとう。

またステージで会いましょう