こんにちは✋
はくたかです。
今回は2024年3月下旬の乗車記。
そして乗車するのは伊勢・鳥羽方面の快速列車、快速みえ号です。
停車駅と発車時刻
快速みえ3号
名古屋 9:37
桑名 9:58
四日市 10:09
鈴鹿 10:17
津 10:30
松阪 10:46
多気 10:54
伊勢市 11:20
二見浦 11:27
鳥羽 11:34
乗車記
改札口に設置されたテレビに当駅発着の特急列車ののりば案内がされているのですがなんと一つだけ恐れ多くも快速列車が混ざっているではありませんか!
ということで今回は特急と並んで紹介される謎の快速列車、快速みえ号で鳥羽に行きます。
名古屋はかなり強く雨が降っていました。
入線してきたら客を降ろしてすぐにドアを閉めて車内清掃を行います。
入線の15分程前に入線して発車10分前にドアが開きます。
快速みえの自由席は追加料金のかからない普通列車扱いですが鳥羽寄り1両(一部鳥羽寄り1両半室)は指定席で2024年3月現在、530円の指定席料金が発生します。
ちなみに今回乗車した車両はトプナンでした。
シートピッチは転換クロスシートにしては少し広めでした。
ちなみに追加料金がかからない自由席も全く同じ座席です。
530円かけても座席のグレードが上がるわけではないので一部でボッタクリだという声も上がっています。
名古屋をでて最初に渡る川は庄内川です。
木曽三川の一つ、木曽川を渡ります。
木曽川を渡る最中、河口付近を見ればナガシマスパーランドが見えました。
続いて長良川と揖斐川を同時にわたります。
木曽川を渡る最中、河口付近を見ればナガシマスパーランドが見えました。
続いて長良川と揖斐川を同時にわたります。
当列車は運行区間の殆どを近鉄と競合しています。
そして進行方向左側を名古屋に向けて爆走しているこの赤い列車は近鉄特急の二大巨頭(?)の一つ。名阪甲特急のひのとりです。
そして最初の途中停車駅、桑名です。
桑名を出て進行方向左側に見えるこの可愛い電車は三岐鉄道北勢線です。
桑名を出て進行方向左側に見えるこの可愛い電車は三岐鉄道北勢線です。
三岐鉄道への譲渡が有力視される211系が大量に並べられていました。
石油化学コンビナートで知られる四日市は四日市駅停車前にタンク車に石油を詰める設備があるのが特徴の一つです。
四日市で関西本線内の停車駅は終わり、この先の河原田から三セクの伊勢鉄道を経由します。
ここでなぜ途中三セクを経由するのか簡単に説明しようと思います。
ということで周辺の線路を図にしてみました。
簡単に説明すればわざわざ亀山で折り返しをしていたら海沿いを通りながら短距離で伊勢を結ぶ近鉄と対抗するなど夢のまた夢になってしまいます。
ですが三セクの伊勢鉄道を経由すれば折り返しの手間が省け近鉄程ではありませんがより短距離で伊勢へ向かうことができます。
四日市まで並走していた近鉄名古屋線と離れ河原田より伊勢鉄道を進みしばらくすると伊勢鉄道伊勢線内唯一の停車駅、鈴鹿です。
鈴鹿停車のために速度を落としてホームに入線する直前、怪しげな単線が見えます。
そうです、近鉄名古屋線は遠くを走っていますが近鉄の魔の手からは逃げられないと言わんばかりに近鉄鈴鹿線が伸びています。
ちなみに鈴鹿の住民の方々の殆どがこちらの近鉄鈴鹿線に流れてしまっているようです…
鈴鹿駅は高架の小さな駅です。
鈴鹿駅は高架の小さな駅です。
窓の端にちらりと見えるこの駅は鈴鹿サーキット稲生駅です。
当列車は通過ですがF1グランプリの時期になると当駅まで臨時列車「鈴鹿グランプリ」号が運転されます。
鈴鹿サーキットが見える。
鈴鹿サーキットが見える。
伊勢鉄道の車両。
世界一短い駅名の駅、津に到着です。
津駅で乗客がどっさり降りてどっさり乗ってきました。
世界一短い駅名の駅、津に到着です。
津駅で乗客がどっさり降りてどっさり乗ってきました。
津駅から先、個人的に見どころがないためお昼ご飯にしました。地雷也の天むすです。
肉の名産、松阪に到着。
当駅で近鉄名古屋線と再び分かれます。
多気で紀勢本線を離れ参宮線に入ります。
宮川では対向の普通列車と行き違い。
この313系似の気動車はキハ25系という別の車両です。
伊勢市付近でついに見えました。
これは伊勢湾です(←違います)。
もう伊勢はすぐそこのようですね
そして伊勢市。
そして伊勢市。
この駅で後ろ2両を切り離し
指定席と自由席1両ずつで運転します。
また、この駅は近鉄線と乗り換えができます。
ですが隣に止まっている近鉄線は先ほどまで並走していた近鉄名古屋線ではなく近鉄山田線です。
先ほど伊勢湾だと思っていたものは実は湾ではなく宮川という川でした。
今度こそ正真正銘伊勢湾です。
近鉄のかつての看板列車ビスタカーの3代目、ビスタEXと呼ばれる車両だった気がします。
近鉄のかつての看板列車ビスタカーの3代目、ビスタEXと呼ばれる車両だった気がします。
そして現在並走している近鉄線はまたまた名前を変えて近鉄鳥羽線です。
終点鳥羽です。
この駅は無人駅なので車掌さんがホーム上で切符を回収していました。
JR鳥羽の駅舎は2階建てのこじんまりとした駅舎でした。
最後にこの列車が本当にぼったくりなのかと言われることについて、僕はそうでもないと思いました。
なぜなら快速みえは料金や新幹線との連絡以外では近鉄特急が圧倒的に快適であるにも関わらず自由席は立ち客が出るほどの盛況っぷりでした。
お伊勢参り、伊勢志摩観光で大荷物の中、2時間立ち続けるのははっきり言って辛いです。
そんなときに指定席があれば確実に座れる保証があるためとても安心できます。
その点を考えると快速みえの指定席を買う価値、十分ありだと思います。
〜まとメモ〜
列車種別:快速みえ3号
使用車両:キハ75系4両編成(伊勢市からは2両)
使用座席:普通車指定席(1号車12番A席)
使用路線:関西本線、伊勢線、紀勢本線、参宮線
運行区間:名古屋→伊勢市・鳥羽
乗車区間:全区間
乗車時間:1時間57分
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