のんびり乗り鉄紀行

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【乗車記】見どころたくさん 富良野・美瑛ノロッコ号に乗車!

2024-11-14 20:30:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年8月下旬の乗車記。
そして乗車するのはJR北海道を代表する観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」です。
ノロッコというのは鈍いを意味する「ノロノロ」とトロッコを組み合わせた造語でこの列車の他にくしろ湿原ノロッコ号などがあります。

停車駅と発車時刻
富良野・美瑛ノロッコ1号
    
    旭川 10:00
    美瑛 10:42
   美馬牛 10:53
  上富良野 11:06
ラベンダー畑 11:15
  中富良野 11:22
   富良野 11:40

この列車は臨時列車です。
予め運行日時をご確認ください。

乗車記
臨時特急フラノラベンダーエクスプレスで滝川に移動しそこからライラックできました、ここは旭川駅です。
富良野・美瑛キャンペーン30thと書かれています。富良野・美瑛ノロッコ号の運行開始30周年は2027年のため何が30周年なのだろうと思い調べたところ「JRで行く 富良野・美瑛」キャンペーンが30周年らしいです。

遅れていた札幌行特急オホーツクが入線。
網走を5時台に出発したものです。

列車が入線。
やはり旭川発着の列車はかなり混みます。
指定席券を取っておいて正解でした。

牽引機関車の「DE15 1534号機」は令和元年からこの運用に就いています。

後ろのトロッコ型客車は元50系の510系です。

至る所にノロッコのロゴがあります。



サボタイプ。

外国人観光客も多く乗車するので英語・中国語での表示もあります。

指定席の天井にはラベンダーがぶら下げられていました。
旭川を出発するとすぐに宗谷・石北本線から分かれていきます。

西神楽駅で運転停車。

特別ラッピングのデクモと離合。

青い池で有名な美瑛に到着。
12分ほど停車します。

その間に外に出て何枚か撮影。

乗車記念スタンプ。


今更ですがラベンダーに関する列車なのにヘッドマークはすずらんなんですね。

オは客車の重量を表す記号
クは制御車
ハは3等車(普通車)
テは展望車
という意味ですね。

美瑛川を渡ります。

これがかの有名な赤い屋根の家ですね。
見どころということもあって徐行運転をしてもらえます。

美馬牛に到着。
美しい馬と牛、北海道らしい駅名です。

富良野平原開拓発祥之地と書かれた碑があります。

上富良野に到着。

ノロッコの横断幕が。

ラベンダー畑駅はこの列車しか止まりません。
ファーム富田の最寄り駅ということもあって5、6割の乗客が降りました。
僕もこの折り返し列車で帰ってくる予定です。
推進運転なので前面展望も見れます。

花(?)で「なかふらの」と書いてあります。
シャッターチャンスはかなり短いです。

そして中富良野に到着。

富良野の田園風景も見どころの一つです。

そして富良野に到着。
フラノラベンダーエクスプレスは遠くの方に到着して横の線路で待機しています。
このまま折り返し列車に乗車してラベンダー畑駅に帰ります。

まとメモ
列車種別:富良野・美瑛ノロッコ1号
使用車両:510系
使用座席:3号車1番E席
使用路線:富良野線
運行区間:旭川→富良野
乗車区間:全区間
乗車時間:1時間40分


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【乗車記】人気観光地を結ぶ SL大樹「ふたら」72号に乗車する様子。

2024-11-13 17:14:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2023年12月下旬の乗車記。
そして乗車するのは東武鉄道の人気観光列車「SL大樹」のうち東武日光に乗り入れる「SL大樹ふたら号」です。



この記事を書くまでずっとSLふたら大樹と思っていたためサムネイルがそのようになっていますが正しい列車名は「SL大樹ふたら」です。



このふたらというのは世界遺産「日光の社寺」に含まれる日光二荒山神社から来ているものと思われます。(もしかすると二荒山神社が御神体として祀っている男体山の別名である二荒山から来ているのかもしれません)

停車駅と発車時刻
SL大樹ふたら72号

       東武日光 13:02
        下今市 13:30
東武ワールドスクウェア 14:00
      鬼怒川温泉 14:06

この列車は臨時列車です。
運行日時を予めご確認ください

乗車記
ここは東武日光駅です。

駅前には古そうな車両が保存されている。

SL大樹はSL+DLのプッシュプルで運行されており下今市方面へ行く列車はDL側が先頭になります。

グリーン車を表す緑帯が敷かれていますが中身はボックスシートです。

展望車を連結しており、ここまで乗ってきたSLふたら大樹71号は全区間ここで過ごしました。

SLふたらのヘッドマークが用意されており大樹のヘッドマークは申し訳程度に下に掲げられています。

客車。

ボックスシートに乗車します。
(下今市駅で撮影)

JR日光線の上を跨ぎます。
かつて東武鉄道と国鉄(現JR)は日光戦争と呼ばれる観光客の取り合いをしていました。
最終的には東武鉄道が投入したDRC(デラックスロマンスカー)によって東武鉄道の勝利に終わりました。そして現在は和解しお互いの車両を用いて新宿から直通の特急列車を走らせています。


車内販売のメニューが置かれていました。

黒いアイスなるものを注文しました。
味は栃木県の名産品であり、ちょうどこの時期に新鹿沼駅や100系スペーシアのラッピングにも採用されたいちご味にしました。

こんな色ですが味は普通にいちごです。
美味しい。

下今市の手前で鬼怒川線と合流。

下今市に到着。
この駅で進行方向が変わります。

さっき見た鬼怒川線を進み鬼怒川温泉駅を目指します。

雉がいました。


鬼怒川を渡ります。
一部の特急も停まる新高徳に停車。

スペーシアとすれ違います。



東武ワールドスクウェアで数人降りていきました。
鬼怒川温泉に到着。

折り返しのためSLは駅前の転車台で方向転換をします。
すごい数のギャラリーです。

まとメモ
列車種別:SL大樹ふたら72号
使用車両:C11+ヨ8000形+12系+DE10
使用座席:普通車指定席(2号車10番D席)
使用路線:東武日光線、東武鬼怒川線
運行区間:東武日光→鬼怒川温泉
乗車区間:全区間
乗車時間:1時間4分


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【探訪記】北海道の鉄博 小樽市総合博物館を散策。

2024-11-11 19:18:00 | 探訪記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は北海道旅行2024Sの一環で訪れた小樽市総合博物館本館の探訪記です。
この博物館自体が北海道初の鉄道会社である幌内鉄道の手宮線の起点、手宮駅跡地に作られており貴重な車両が数多く展示されています。
何なら小樽市総合博物館は元々北海道鉄道記念館というところでした。
またこの記事ではガッツリ展示されている車両の写真を貼るのでネタバレを好まない方はブラウザバックをしていただくか僕の他の記事を読んでください()

この日は元々フリーの日だったのでホテルに籠もるのはもったいないので北海道の鉄道の歴史が学べる小樽市総合博物館本館を訪れることにしました。
写真は札幌市電。

まずは快速エアポートで小樽へ移動します。
置き換えの進む721系に当たりました。
快速エアポートの裏技として小樽まで至る快速エアポートは空港→札幌と札幌→小樽で乗客が入れ替わりがちなので案外座れます。
10時前に小樽に到着。

水族館行きのバスに乗って手宮バス停で降りました。
画像右側にSLの車輪が写っています。
館内に入ってすぐSLの転車台が目に入ります。
鉄道が多く展示されているためか硬券チックな入場券でした。
料金は


一般400円(300円
高校生or市内住在の70歳以上200円(150円
中学生以下無料

青字は冬季料金

と結構良心的です。

C12 6号機は名古屋で製造され中津川に転属しながら1937年に北海道へやってきました。

北海道鉄道記念館時代から展示されている車両です。


キハ80系の食堂車です。
キハ80系は函館と網走を結んだ長距離列車「おおとり」などで使用されていました。
少し段差が生じている。

中にはブルーシートで覆われ何の車両なのかよくわからないものもいます。
キハ20系を郵便車として活用していたキハユニ25 1。トプナンです。

その後ろにはキハ56系系統のキハ27形3両編成。


室蘭行の急行ちとせとして使用されていたらしいです。

安定のボックスシート。

グリーン車は緑帯があるのが時代を感じさせます。

なんかイマイチな座席です。
ですがボックスに比べればマシですね。

編成全体を撮影。

その裏にはDLが展示されています。
DD16 17号機は北海道鉄道記念館ができたときにC62 3号機を整備のため小樽築港まで牽引していたらしいです。

こちらはDD13 611号機。
DD13というのは形式が国鉄が製造した入換用液体式ディーゼル車に与えられた形式です。
兄弟機が鉄博や津山にいるようです。
このキ601は日本初のロータリー車で1923年にアメリカで製造されました。真ん中の回転翼が雪を遠くに飛ばします。

こちらはキ800で苗穂工場が製造しました。
日本初のかき寄せ雪かき車(マックレー車)です。

特急宗谷の記事で解説したキマロキ編成の
マが上のマックレー車、ロがさらにその上のロータリー車でそれぞれ機関車が牽引していました。ラッセル車が線路脇に積み上げていった雪が線路側に崩壊してこないよう遠くに投げ飛ばす役割を持っていたようです。

キ752。ジョルダン車です。

キ718。上と同じくジョルダン車です。

現存する最も古い国産機関車である7150(大勝号)は鉄道記念物に指定されています。現役時代は夕張地区で活躍していたそうです。


第一号除雪車。
今のラッセル車の基礎となったものでこれは当時の図面・写真から復元したものになります。
木でできてるあたり相当古い歴史があることがすぐに分かります。

こちらのキハ03は1956年にローカル線用に作られ北海道でも各地で活躍していました。
しかし大量輸送には向かなかったようです。

複線用ラッセル車です。
下のものと比べると形が違うのがわかります。


札幌(追分)と釧路(池田)に配属されていたようです。

かなりゴツいラッセル車。
これなら北海道の深い雪も軽々飛ばせそうですね。

ニホントカゲがいました。

キハ82系のトプナンです。
C55 50号機。急行利尻の牽引を担っていました。SLやまぐちやSLばんえつ物語の牽引機関車であるC57はこの車両が基礎となっています。

輝くJNRマーク

まだ座り心地の悪そうな座席です。

特急北海というのは今で言う特急ニセコで函館⇄札幌を函館本線山線経由で結んでいました。



建物内にも展示があります。
しずか号はここの目玉とも言えるでしょう。

1等車が展示されており座席に腰掛けることもできます。
今で言うところのグランクラスにあたります。

少し圧迫感がありました。

圧巻の光景。



救援用車の車内を見学できました。

DD51ですが5の字が欠けていました。







事業用車は全然詳しくないため説明を省きます。


現金輸送車です。

アイアンホース号が動き出しました。

コカ・コーラの宣伝が貼られていたのが残念でした。

博物館から20分近くかけて小樽駅まで歩いてきました。
小樽市総合博物館、なかなか楽しいところでした。キマロキ編成について学べたのが良かったです。この博物館、鉄道以外にもプラネタリウムや科学系の展示もやっていたのでぜひ見学に来てみてはいかがでしょう?

特別快速エアポートに乗って新千歳空港へ向かいました。

〜〆〜




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【乗車記】ラベンダー特急に乗りに行こう(座席編)

2024-11-10 15:43:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年8月下旬の乗車記。
そして乗車するのはJR北海道の観光列車「フラノラベンダーエクスプレス」です。前回の記事はラウンジに付いてのことでしたが今回は指定席を予約していたので座席についての記事になります。

停車駅と発車時刻
フラノラベンダーエクスプレス 札幌行

富良野 16:55
 芦別 17:23
 滝川 17:49
岩見沢 18:15
 札幌 18:50

この列車は臨時列車です。
予め運行日時をご確認ください。

乗車記
ファーム富田での観光を終えてここはラベンダー畑駅です。

この駅にフラノラベンダーエクスプレスは来ないので富良野・美瑛ノロッコ号に乗って富良野へ向かいます。

富良野駅に来る2つの観光列車が表示されています。

一旦外へ出てきました。

キハ261系ラベンダー編成。

折り返し旭川行のノロッコや滝川に先行する普通列車を見送ったら列車の入線です。


車内。
2×2の座席配列。

グレードアップ座席に似た構造です。
ヘッドレストと腰のあたりにも柔らかい部分があるので快適です。
リクライニングも結構倒れます。
朝早くから動き回っていたので寝てしまったのは言うまでもありません。

コンセントやFree Wi-Fiもあります。

出発までの仮眠のつもりが起きたら滝川でした。廃止が決定した東滝川駅など撮りたいものもたくさんあったのに残念です。
そしてショックでまた寝てしまい起きたら岩見沢でした。もうダメダメですね…

ラウンジ編の方で北海道の県章が貼られていた写真を挙げていたと思いますがそれはこの車両が北海道と運輸施設整備支援機構からの支援で作られたからです。


キハ261系0番台やデクモがいる苗穂工場を横目に

札幌駅に到着。
復路は圧倒的に素材不足でした。

まとメモ
列車種別:フラノラベンダーエクスプレス
使用車両:キハ261系5000番台(ラベンダー)
使用座席:普通車指定席
使用路線:根室本線、函館本線
運行区間:富良野→札幌
乗車区間:全区間
乗車時間:1時間55分


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【乗車記】ラベンダー特急に乗りに行こう(ラウンジ編)

2024-11-09 20:11:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年8月下旬の乗車記。
そして乗車するのは富良野行きの観光列車「フラノラベンダーエクスプレス」です。
ラベンダー特急の歴史は長く、フラノラベンダーエクスプレスは1999年からもう四半世紀も運行され続けている古参勢、かつては3往復運行されていた時代もあったようですが現在は1往復に落ち着いてます。使用車両も何度も変更され現在はキハ261系5000番台(ラベンダー編成)が使用されています。

停車駅と発車時刻
フラノラベンダーエクスプレス 富良野行
 札幌 7:41
岩見沢 8:18
 滝川 8:46
 芦別 9:15
富良野 9:45

この列車は臨時列車です。
運行日時を予めご確認ください

乗車記
ここは朝5時半ぐらいの札幌駅。
昨日の23時に稚内を出発して都市間輸送バス「わっかない号」の12便(夜行)にてここまで来ました。
夜行バスですが案外ぐっすりと眠れ、昨日の疲れはすっかり吹き飛びました。
昨日の稚内は盆をひっくり返したような大雨で冗談抜きに5秒に1本ぐらいの高スパンで雷がじゃんじゃんバラバラ落ちてるような状況でいつ以来か雨に対し恐怖を感じるレベルの大雨で本日もまた北海道は全体的に雨予想だったのですが幸い晴れました。
僕は雨のほうが好きですが今日に関しては晴れのほうが好都合です。
その理由は後でわかります。

ホームに上がるとデクモがいました。
(しかもトプナン×セカナンの2両)

駅ホーム先端のベンチに腰掛け、置き換えの進む721系や789系なんかを見ながらボーっとしてました。僕は朝が苦手です。


そんなことは置いといて、本日の行先は富良野です。

富良野ってのは上川管内にあるんですね。

入線して来ました。

使用していた北海道フリーパスの指定席利用可能回数の関係で自由席利用。
座席の方は指定席も自由席も一緒なので今回はラウンジを利用。

席を確保したら一旦外へ。
1号車のラウンジは「ラベンダーラウンジ」の愛称があります。
ちなみに特急宗谷の記事で士別駅ですれ違ったサロベツ号に使われていたはまなす編成もこのラベンダー編成と全く同じ作りをしており、そちらのラウンジは「はまなすラウンジ」の愛称があります。

北海道のマークがあります。

オリジナルの幕があります。
ほかのJR線の臨時列車では「臨時」や「特急」としか表示されないなかオリジナルヘッドマークが用意されているのはやっぱり力を入れているだけのことはありますね。

扉のガラスにはスモークがかけられていて高級感があります。

2人用ボックスシートと
2人がけのベンチタイプの座席。
座るとやや硬いです。
今回は2人がけの方に座ります。

この前日に乗った宗谷と引退しそうな785系が見えます。

コンセントがあります。
携帯スタンドがあるのは座席の方にはないサービスです。

1号車フリースペースと書かれています。
自由席の乗客だけでなく指定席の乗客も利用ができます。
仮にもフリースペースなので居座り続けるのはどうかという気もしますが、思ったより空いていたことと途中で下車することから居座らせてもらいました。
しばらくして車掌さんがスタンプ台を持ってきました。
すぐに行列になりました。

窓割りもなかなか大きいです。
車窓は苗穂工場。
なーにかが見えますねぇ🤔

こちらがこの車両の登場までフラノラベンダーエクスプレスや特急ニセコ、宗谷本線・石北本線特急の臨時運用に入っていたリゾート車両「ノースレインボーエクスプレス」です。
僕が北海道に上陸した日に解体線に移動し、解体が進められていましたがこの列車に乗車した日の前日、つまり僕が稚内にいた時にバーナーの火が何かに引火して火事になってしまったらしいです。当該部分は紫色のラインのためこの写真からは見えませんね。
札幌の大丸とのコラボで期間限定で車内販売をやっていました。

観光列車なので通常の特急が通過するような駅も追加していきます。

根室本線の起点駅、滝川で下車しました。
目的地は富良野なんですけども帰りにまた乗るので面白みがないと思いここで別れます。
往路は別の観光列車に乗車します。

キハ40何かを見ながら時間を潰します。

後続のライラックに乗ります。

そして旭川に到着。

旭川発富良野行の観光列車といえばもうあれしかありませんね。

まとメモ
列車種別:フラノラベンダーエクスプレス
使用車両:キハ261系5000番台(ラベンダー)
使用座席:普通車自由席(ラベンダーラウンジ)
使用路線:函館本線、根室本線
運行区間:札幌→富良野
乗車区間:札幌→滝川
乗車時間:1時間5分


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