そこへ300ミリレンズをつけた老人がきた。「なにかいますか」「さっきカケスがいました」。撮ったばかりのカメラの中を覗かせてくれた。「頭が黒く羽根が褐色ですね。韓国では黒いのが多いと聞きましたが」。褐色の羽根に藍と白の色も見える。「きれいでしょ。さっき向こう岸に飛んで行ったので狙ってるんですがもういませんね」。この安場池で撮ったという鴛のつがいやアオジ、ヨシガモ、鷹などたくさん野鳥アルバムを見せてくれた。ぼくより年長の好々爺。にこにこしながら、「撮った写真を小学生に上げているんですよ」。「いいですね」。ぼくもにこにこ顔に。
ぼくは野鳥を見つけられなかったがすがすがしい気分。中央公園からこぼれび通りを通って千里中央へ出る。こぼれび通りはところどころフラワーポットがある。シクラメンやデージーなどがきれいに咲いている(写真下)。ここもボランティアが活躍しているのだろう。気持ちのいい朝の散歩だった。
白雲の朝に蹴る球息白く 愚老
冬の朝犬も知らざる鵥くる 同
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ノーやん
fm
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