「おはようございます。ごくろうさまです。雑草を抜かないと花にもよくない…ですか」「ええ。ほっとくと花壇が汚くなりますんで…」。「いろんな花がいっぱい咲いて。レイアウトがいいですね」「はア…」。レイアウトなんかしていないのに。是非はともかく声かけられることがうれしい。
お昼はいつもの納豆うどん。町内唯一の田圃に蓮華草が咲いていた(写真上)。奇しくもベートーヴェンの「田園」を聴いたばかり。たちまち詩心が沸く。蓮華草は子どもの頃「紫雲英=ゲンゲ」と言って花摘み遊びをした。のどかな風景や。この草、徳川時代に中国から渡り緑肥や牧草として栽培されるようになったという。
午後、井原西鶴研究の第一人者、暉峻康隆さんの現代語訳「西鶴諸国ばなし」を読み始める。読み始めで批評するのはおこがましい。が、自分をその時代に戻して読めば、熊野の山奥の「湯の中で泳ぐ魚」とかそのまま手桶になる「豊後の大竹」の話など、嘘とも思わず信じたかもしれん。
南千里の大型スーパーへ焼酎を買いにゆく。ラベルの表示を眼鏡をかけて読む。原料が「糖蜜」と書いているのが安いようや。コメがアメリカ、タイ産というのも安いようや。焼酎は酒より健康に良いという。つい乗ってしまうが焼酎なら何でもいいというわけではあるまい。吟味しないと。
賢妻の友人から筍が届いた。段ボール箱に米ぬかもつけて。さっそく湯がいて赤味噌と山椒の葉で焼酎のあてにいただいた。季節の物はおいしいネ。
「田園」の流れる紫雲英踊る蜂 愚老
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事