お昼はペロンチーノにしようかなと思ったが、夕べの豆腐と白菜と鶏肉の土鍋が残っていたのでそれを使って即席醤油ラーメンにする。どっちにせよ貧困の極め付けレシピだろう。午後、町内を徘徊しスーパーへパンと牛乳、ハム、厚揚げ、ネギ、生姜、泡盛を買いに行く。途中、桜並木の蕾がピンク色に膨らんでいるのが目に入る。ここで一句と脳は感応するが「ちょっと待て」という。
正岡子規の「墨汁一滴」を読んでいて、子規先生の厳しいお言葉をガツンと食らわせられたからや。雑誌「日本」への俳句寄稿者への忠言なのだが、「小生の枕辺に玉稿の山を築きこの冬も大約一万句に達し候事誠に御出精の次第とかつ喜びかつ賀し奉り」つつ「玉稿拝読致候に御句の多き割合に佳句の少きは小生の遺憾とする所」といい、10句も読めばことたりると、子規先生は嘆いておられる。愚老の毎日一句もその類いや。(写真は上下とも桃山公園の春花壇)
その恥かき捨てて、
烈風のなかをのらりと開花かな 昇龍子
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ノーやん
fm
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