千里は紅葉のピークが終わろうとしている。阪大工学部に上る北千里の楓紅葉をはじめ千里のいたるところ、行く秋を惜しむ人の姿があった。「桜(の花)も見事やったけど紅葉もええね」「ことしの紅葉はすごいですね」。携帯で桜落ち葉を撮る愚老に行きずりの婆さんが声かける。にっこり返事した。千里みどりのさんぽみちでイロハモミジの紅葉を撮っていると同じように「きれいやねえ」と立ち止まって声かける婆さんがいた。老人は紅葉への感応がわが身に重なるのかなあ。お昼は、エリンギと卵を使った煮込みうどん。
午後、上新田から北の東町へ上ると銀杏並木が眩しく黄金色に輝く。ナナカマドの紅葉もピーク。散りなんとして留まる葉。哀れさを覚える。あすのわが身。突然、故松原泰道師(2009・7・29没)の「きょうの杖言葉一日一言」を思い出し11月24日のページ開く。「希望・工夫・感動」のお言葉があった。散りゆく身にも夢と希望、工夫と創意、心と感動を大切にせよ、ということか。四季の変化はそのモメントになるのかも。
黄金の銀杏散る午後目が覚める 昇龍子
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ノーやん
fm
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