「21世紀の資本」を読み終わってほっとする。追われる気分から解放された。中断していた中国詩人選集の「杜甫下」に戻る。古詩。楊貴妃3姉の豪奢をそしる「麗人行」を読む。器量自慢の次姉は玄宗皇帝の朝廷へ参ずるにもすっぴんだったとか。昼はざるそば。
秋は古今、詩人・俳人の季節。ぼくが突然「大阪の芭蕉を訪ねて」を思い立ったのは13年前の秋だった。芭蕉は晩年、何のために大阪へ来たのか、目的は果たせたのか、大阪でだれだれと会い、なにをしたのか、人生フィナーレの芭蕉句熱唱はいったいなんだったのか。自分の目で確かめるためだった。芭蕉書簡集や芭蕉句集などを手掛かりに足跡を辿りながら先人芭蕉を偲んだ。現代南画の巨匠・故直原玉青画伯にも聞いた(当時白寿だった)。「芭蕉の不易流行は現代南画にも通じる思想なんや」と。「先賢も不易流行句画の秋 玉青」。写真は上下ともきのうの大気汚染監視千里局花壇。
秋雨の弱強音は歌ならず 昇龍子
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ノーやん
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