箕面の新船場へ買い物に。吹田で500グラム1580円の数の子が売り切れだったのでやすいのを探す。ない。千里に戻って350グラム1300円のアメリカ産を見つける。賢妻によると、数の子の値段は国産がいちばん。ついでカナダ産、ロシア産、アメリカ産の順らしい。数の子はニシンの子。昔はニシンをカドイワシと言っていたそうや。カズノコは「カドノコ」が訛ったものらしい。欧米やロシアではこれを食べんとほってたそうや。あまりうまいとは思わんけど黄金色をしているのでわが家では縁起もんとして正月だけ買いに走る。かりかり音がするので「音を食うもの」ともいうそうや。
午後、千里南公園へよる。池の南側ではきょうも軽鳧20羽が元気よく泳いでいる。ファミリーが池をバックに写真を撮っている(写真上)。歳末風景を撮ろうと天六へ足を運ぶ(写真下)。商店街のところどころで人だかりしている。裂きいかワンパック100円。列ができている。あさましく並ぶ。もう一軒は女性ばかり。恥ずかしいのでたかるのはやめる。古本屋で古典落語の本を買う。柳家小さん師の「道具屋」のアタマに「エエ、一陽来福しましておめでたいというのはまことに結構で…」とある。活字では「復」を「福」としている。なるほどと膝を打つ。天神橋筋の商店街はいろいろ知恵を絞っている商売上手。新しい年に「福」を呼び込むようきばってや。応援するで。
年用意北へ南へ日は暮れる 愚老
天神の福うろつきつ年暮れる 同
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ノーやん
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