ノーやん日記パート2

ほんのり梅の香

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 雨のち晴れ。水曜日は資源ごみの日。アルミ缶や新聞、段ボール類を集積場へ持って降りる。職員は雨合羽を着て作業している。ご苦労さんです。といっても聞こえない。部屋で「万葉の歌ー人と風土5」の続きを読む。延暦12年(793)3月、太政官符で「難波宮」が廃止され「津の国」は「摂津国」となる。そのうちのひとつに「石走る垂水」がある。千里山西のすぐ南側あたり。垂水神社。社殿の西側に一条の水が垂れていて水垢離場になっているという。

 志貴皇子(しきのみこ)のよろこびの歌。石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(万葉集巻8-1418)、「命をし幸く良けむと石走る垂水の水をむすびて飲みつ(同巻7-1142)。皇子の歌二首がある。阪急千里豊津駅から北西に500メートルほどのところという。いちど訊ねて見よう。

 午後、花壇に出る。雨で苗は潤っている。よしよし。見届けて南千里へ出る。梅林は紅梅も白梅も開花している(写真上)。なんやら枝に紙きれが風に揺れている。見ると俳句の「短冊」のよう。もうちょいきれいなかみやったらええのになあ。マジックペンらしきもので書いてはる。「じょうずにつくってはりますね」「そうですね」。あいづちを打つ。

 梅林の横に文学碑が並んでいる。「石走る垂水の水のはしけやし君に恋ふらくわが心から」(写真下)。やはり万葉集巻12-3025の歌を書家が揮毫し近くに住む拓本家が碑にした。作者は不明。歌に刺激されて池の北端にある四阿で缶ビールを飲みながら句を考える。浮かばない。

空晴れて梅香りたつ昼下がり 愚老

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ごめんねwebry%}fmさん、ありがとうございます。よくあることですか。ああ、よかった。ぼくは初めてのことでどぎまぎしました。
fm
誤解を与えたようですね。外部からのローマ字による入力ですから、怪しげな投稿ではあります。ですから「スパム」とブログは判定したようです。「スパム」がすべて人に迷惑をかけるわけではありません。ノーやんさんの漢字変換が回復していますから、私は問題ないと思います。ちょっとした不具合であり、パソコンにはよくあることです。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%困るwebry%}fmさん、スパムがとりついているのですか。アクセスされる方に迷惑が及びませんか。対処方法分かれば教えて下さい。
fm
たった今ふざけ半分でローマ字入力し遺憾の意を表しました。このブログは「スパム」と判定し、投稿は却下されましたよ。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmsan arigotougozaimasu.mojigahenkannsimasen{%泣くwebry%}
fm
「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」

この和歌は季節の歌というだけでなく古今の名歌と私は思いますが。
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