吟行といっても公園のベンチに座ってぼけっと句が湧いてくるのを待つ。牛ヶ首池の釣り人が鯉の引きが来るのを待っているのと同じ心境かもしれない。釣り人が煙草を吹かしはじめた。しばらくすると立ち上がって釣竿を撓わせている。かかったんや。よかったね。
わが輩の句のほうはさっぱり湧いてこん。俳人ならばさらさらと湧いてこなければいけない。ノータリンにはそんな泉はない。しかし俳人であるかどうかの境目はあるのかな。自称すれば通用するのかな。やはり何がしかの社会的評価・実績があってのことではないか。写真上=上新田1丁目の大団地マンションにある欅通り、下=千里みどりのさんぽみち。
錦秋の鯉釣る人の煙草かな /二度三度潜りて翔ちぬ鴨一羽 昇龍子
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ノーやん
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