きょうは、朝から京都・八幡の木津川と宇治川が合流する背割堤へ家族恒例のお花見へ。平日を選んで出かけたが列をなす人出。約250本の古木桜が1.4キロにわたって、二つの川を隔てる堤防に植わっている。長い風雪に耐え生き抜いてきた風格の備わった桜並木。
この背割堤は、当初松並木だったが松くい虫にやられて1977年に桜並木に植え替わった歴史をもつという。桜の管理も大変だっただろう。横綱級の太い幹。遮るものがない川風と川の恵みを受けてたくましく育った桜の豪壮な枝ぶりは、この堤ならではものだろう。河川敷には菜の花、タンポポ、ハルノノゲシなどが群生していた。宇治川の河川敷にシート敷いて鶯の鳴き声を聞きながら昼食。
背割堤の先端まで歩きUターン。帰りは木津川べりを歩く。鶯がいたるところ葦の藪で「ホーホケキョ」と鳴いている。街騒(まちさい)のまったくない自然の空間で人の気持ちも伸びやかになる。
帰路、男山の石清水八幡宮にのぼる。展望台から三河川の合流する淀川から京都の市街地まで一望できる。春霞がかかっているがいい眺めや。春を満喫した一日、車中ぐっすり眠る。
満身に豪壮桜花の背割堤 愚句
老桜の孫を身に添う背割堤 同
人に恵み花に恵みの背割堤 同
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ノーやん

久しぶりに桜みました!

ノーやん

fm
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