ノーやん日記パート2

小雨と葦の枯穂

 
 小雨春雨。きょうも妻入院中。独り暮らし。浴槽洗い、食器洗いなど娘の指示通りに。あさ、ネットで京都市長選結果を見た後、「文学が裁く戦争」(金ヨンロン著)を読む。

 京都市長選挙は、「民主市政の会」推薦の福山和人さんが現職後継の自公民候補に大接戦しながら惜敗。残念。が、反共シフトは侮れないが共産党+市民の側が追いつめた結果に確信をもった。

 「文学が裁く戦争」は「1940年代から2010年代まで、東京裁判とBC級裁判を描いた日本文学」の代表的な作品を紹介している。作家の立ち位置も照射する。戦争責任の所在があいまいなまま「新しい戦前」になったいまの日本の戦争観の変遷を考える。ぼくは二度と戦争はしない。戦争にならないためにどうするかを考える。

 お昼はパスタ・カルボナーラと夕べの野菜炒め。

 午後、入院中の妻に面会。病院食も残さず病状を告げられても落ち込む顔もせず愚老と娘にいろいろ指図する。あす正午、医師から愚老に説明があるという。病巣は複数あり、さらにないか検査の上治療方針が決まるらしい。

 春雨の丘にカリオン鳴りわたる 昇龍子

 午後、入院中の妻に面会。
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