「和漢朗詠集」の秋を寝転んで読む。「立秋」「蕭颯たる涼風と悴鬢と 誰か形会して一時に秋ならしむる 白」。草木ざわめく秋風が吹き、私の鬢髪も衰え秋になってきた。立秋のきょう季節も私も秋にしたのはいったいだれなの、とでもいう詩か。白居易作。「秋きぬと目にはさやかにみえねども風のおとにぞおどろかれぬる 敏行」。藤原朝臣作。これはもう半ば日常語化しているうた。立秋を過ぎ法師蝉や蜩の声を聞くようになった。しかし、暑さはまだ続く。午前中、箕面のスーパーまで西瓜を買いに行く。昼はパスタ。鶏肉・豚肉、ゴーヤや茗荷、水菜をちゃんぽんで。南瓜や芋も副菜に。
山にも海にも行かず午睡。アブラゼミの合唱を聴く。写真上=実をつけたシマトネリコ(箕面の住宅で)、下=二ノ切公園。
蜩や夜明けを告げる山の影 昇龍子
頸を拭き残る暑さの苦笑い 同
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ノーやん
fm
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