最新の研究によると、太陽系によく似た配列の恒星GJ676Aを主星とする惑星系が見つかったという。ナショナルラジオグラフィックがきょう午後報じた。ドイツのアングラーダ・エスクデ博士のチームによると、主星に近い軌道を周回する岩石惑星が二つ、遠い軌道を周回する巨大ガス惑星が二つ。この惑星系は配列が太陽系に似ているがなにもかも太陽系よりはるかに大きいという。小さな岩石の惑星でも地球の4倍の質量をもつ。もっとも大きいガス惑星は軌道を一周するのに4000日かかるという。大宇宙の謎に人間は一歩一歩と近づく。それもまた不思議。 おおぞらのなぞまたひとつ解ける夏 愚老