ノーやん日記パート2

岩代・南部梅林ツアー(下)

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 晴れ。岩代大梅林に続いて南部梅林へ。麓には観光バスが何台も止まりすごい人出。「一目百万 香り千里 日本一の梅の里」をうたう歓迎の横断幕が目に入る(写真上)。日本一を誇るだけのことはある。山々に展開する満開の梅林風景(写真中・下)は岩代を上回るスケールで、雪のように白く壮大だった。はるか遠くに太平洋が望めた。山道のところどころに万葉歌人の歌柱がたつ。
わが岳に盛りに咲ける梅の花残れる雪をまがへつるかも 大伴旅人
山の中腹に展望台がある。「わア、すてき」。娘が声をあげる。人々の感嘆の声。ここで一句ひねらねば。う~ん。

 二三日前に鹿児島、熊本から帰ってきたという添乗員さんが言う。「鹿児島や熊本の梅はちらほらでしたがこちらはもう10日過ぎには満開。早いのは黒潮の影響だそうです」。一時間半ほどかけて梅林のBコースを歩いた。アップダウンのきつい坂道だったが足取りは軽かった。

 バスは梅干し館や大漁みやげセンターにも入る。梅干しやいろんな梅酒の試飲、まぐろ寿司と汁をいただく。ただでは帰れん仕掛け。お酒やおみやげを買う。花もだんごもや。満喫して帰る。お疲れさんでした。運転手、添乗員そして家族に感謝する。

万葉の岳に登れば梅見酒 龍尾

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、ありがとうございます。紀州藩の財政が貧しく梅干し生産が奨励されたとは知りませんでした。勉強してみます。
fm
梅は風流ですが、紀州の梅干は貧しい藩の財政の助けになるように奨励されたとか聞いていますが。本当ですかね。
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