ノーやん日記パート2

病気を見舞い一夜四歌仙

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 晴れ。「蕪村全集」七編著・追善に「此ほとり一夜四哥仙」がある。安永2年9月10日雨の日に、蕪村は、弟子の几董と、上洛中の樗良を伴って病気中の嵐山を見舞い、四人で一夜四歌仙を巻いたという。よほど出来がよかったとみえて、蕪村は「一夜四唫発端」という序文を書き書肆の橘仙堂に出板を託した。「秋のくれ泣を此日の遊び哉」の句を序文に添えて。病人を見舞いながら布団から這い出させて句遊びに熱中するとは。

 この歌仙のほんのさわりー。
 薄見つ萩やなからん此辺リ   蕪村
 風より起る秋の夕に       樗良
 舟たへて宿とるのみの二日月 几董
 紀行の模様一歩一変      嵐山

 昼はゲソ天そば。午後、市の広報課へ音楽祭の広報誌掲載を要請に出向く。「市の関わる行事でないものはダメです」。オープンな吹田市とは大違いや。写真は、上新田のマンションから見た六甲山系(上)と箕面山系(下)。

               出窓にも花びらひろく弥生入る 昇竜子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}蕪村が生きてたら、海鼠腸でも手土産にちょっといっぱいと声かけるところです。
fm
「出窓にも花びらひろく弥生入る」

今日は天気晴朗なれども、風冷たしでした。それでも弥生ですから、なんとなく気分良しです。蕪村はだいぶ進みましたね。結構です。
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