ノーやん日記パート2

黄葉散り始め

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 雨。終日部屋に籠る。モーツアルト、ベートーヴェンを聴きながらジョン・グリビン著「宇宙はどこからやってきたか」を読む。19世紀から20世紀にかけ、宇宙の星雲(銀河)を観測し続け「赤方偏移と青方偏移」の観察から宇宙の膨張、ビッグバンの探究にまですすんだ歴代の天文学者・物理学者の宇宙探究の話が興味深く綴られている。もし少年時代にこの本を読んでいたらぼくの人生はちがっていたかもしれない。

 午後、勉強会のお誘いを受けていたが雨で自転車の外出はとりやめる。古典書をパラパラ読みする。地球上では18世紀末の産業革命によって機械と大工業が発展した。労働の機械化は働く人の労苦の軽減にはならず、資本家階級が富を独占し生産力を飛躍的に増大する社会を生んだ。21世紀のいまも富の偏在は変わらない。富むものはますます富み、きょうの日銭にあくせくし路頭に迷う人びとが増大している。太陽もまたたく星の光も地球人には等しい。社会的恩恵もいっしょや。

 街路の銀杏並木も一様に黄葉し一様に散りゆく。

散歩する銀杏もみじのはひふへほ 愚老

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさん、「なにぬねの」から「ちりぬるを」へ隠し文字!あり。
fm
「散歩する銀杏もみじのはひふへほ」

面白い句ですが、最後の五文字はなにぬねの?
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