クリスマス・イヴ

　晴れたり曇ったりするが概ね晴れ。けさはマイナス2度。水も土も凍る。日中も最高気温は5度くらい。花壇の落ち葉を拾い花がらを摘んでいると「寒い中ごくろうさまです」「もうすっかりよくなられたんですか」。「ありがとうございます。まだチクチクします」「春が楽しみやね。けど手をかけんとあかんのやね」「そういうことです」。

　清掃職員も警備員も休日出勤。「ごくろうさんです」。声をかける。お互いにっこり。花壇の土はカチンカチン。凍って動かぬ。そんな土のパンジーの葉は萎れもせず凍りもせず青々と生きている。不思議やナア。人も動物もこういう具合に生きていけんもんかいなア。

　お昼はきのう買いだめしたパスタ。カットトマト缶を使う。安かったエリンギも使う。中玉ねぎ半分みじん切り。冷凍のミートボール２つ。卵ひとつ。愚老にしてはリッチな昼食。

　ＹｏｕＴｕｂｅで志ん朝師の試し酒を聞きながら午睡。千里中央のＨ百貨店へ予約したクリスマスケーキを受け取りに行く。きょうはクリスマス・イヴ。あっちこっち行列がでけてる。世はクリスマス景気なのかな。派遣で働く娘はきょう夜勤。ケーキはあした帰ってきてから。これも日本の現実のひとこま。

凍土にパンジーメリークリスマス　愚老
凍て土にパンジー不動の青さかな　同
鼻水のすとんと真冬来たりけり　同