生態観察

　晴れ。高気圧に包まれてポッカポカ。春の陽気。クリスマスローズ、ストック、ナノハナ、ビオラ、ヒヤシンス、ムスカリ、ムラサキハナナ…みんな地面に踊り出す（写真上下）。もうすぐ主役のチューリップも登場する。雨上がりの朝、パンジーの花がらを摘む。きょうもレジ袋いっぱいになる。摘めば摘むほど花株が伸び増えていく。不思議な花や。繁縷が一か所パンジーの脇から顔をのぞかせた。抜き取ったがきょうまで気付かなかった。

　午前中、部屋に戻って「これがほんまの四国遍路」「ニッポン発見記」を読む。お昼は珍しく米飯のカレー。

　午後、生態観察同好会の例会へ。愚老の調べたブナ科の植物名の由来がプリント配布された。調べる担当が決まっていたんや。ですぎたことをしたかナ。きょうは豊島公園・児童遊園内の樹木調査。あちこちタンポポが目に入る。観察癖で花裏の萼片を見る。反り返っている。西洋タンポポや。

　アラカシ、イチョウ、エノキ、ケヤキ、クスノキ、シラカシ、ソメイヨシノ、メタセコイア、ヤマモモ、コデマリ、ユキヤナギ、レンギョウ。地図の上に一本一本記す。作業を終えて今年の年間スケジュールを相談する。エゾカワラナデシコとハマハタザオの苗をもらって帰る。きょうは小学校の卒業式。胸に花のリボンをつけた卒業生と付き添いの親たちに出会う。

　蒲公英の花裏めくる同好会　龍尾
　花リボンの神妙なるや卒業式　同