おたがい、どんな正月を過ごしたか、わかり、面白く、ためになる句会やった。
俳句の批評はそっちのけで、塩を入れる小豆粥の炊き方とか、
孫や子どもへのお年玉はいくらかとか、はては夫の家事への手伝いのレベルと限界とか、
家事をめぐる嫁と姑の関係の心得とか、
句会というより、料理教室いや亭主操縦術いや嫁と仲良く生きる人生相談室、
そのどれでもないような、わいわいと初笑いする、けったいな句会やった。
男のぼくは、舅の気苦労もないし、
厨はよめはん以上と自負しているし、
お年玉は欲しい方であげる方ではない。
ただ、なるほどな~、と黙って聞いてるだけやった。
そんな、緊張感の欠ける句会でしたが、小正月、女正月に花が咲くのはさすが大阪です。
「すこやかな古妻ありて小豆粥」というKさんの句とともに「女 正月鍋の終わりの雑炊を」のFさんのお句にはっとさせられました。拙句は、恥ずかしながら
松枝に烏のてらてら初えびす
ほか弁当へ雀寄り来て松過ぎぬ
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