ノーやん日記パート2

スイセン花

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 雨のちどんより曇り。そう寒くないのになんとなくくらい一日。花壇に出ると白い水仙花が俯きかげんに咲いている(写真上)。スイセンはすでに町内のあちこちで咲いている。わがマンションのスイセンは奥手なのか。おおかたは葉っぱを出しているところ。愛らしい開花を祝福しよう。

 スイセンはなんとなく和風をイメージする。ところが「スイセン」の名の初出は15世紀室町時代の漢和辞書「下学習」(1444年)という(湯浅浩史著「花の履歴書」)。漢名・水仙華、和名は雪中華。と。この花、早くは紀元1世紀のギリシャのディオスコリデスの「薬物誌」にアロエ、シクラメン、サフランなどと並んであるそうや(同上)。ギリシャ神話では、美青年ナルシスの化身とされている。きわめて西欧的な花なんや。

 午後、町内を歩く。風邪がはやっているらしい。「気をつけて下さいよ」と言われた。ことしの風邪4種類もあって何回も罹る人がいるんやて。気イつけな。

 きのう、マンション住民から褒められた紅ハボタンをアップする(写真下)。さほど美しいと思わないが元気に冬を越したことを讃えたい。寒バックせず花の春よこい。スイセンの開花はそのシグナル。きょうは目と頭の痛み覚えず。

チイチイチッ梅花を渡る目白の目 愚老

 

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさん、大事なことを書き落としていました。スイセンはなぜかヒガンバナ科です。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、おっしゃる通り掛け軸にありそうな花ですね。残念ながら見覚えがありません。日展あたりの作で見つけたら紹介します。
fm
水仙の話有難うございました。たしかに言われてみれば、水仙は漢語でしょうが、日本人が好んできた長い歴史がありますから、日本語と錯覚しますね。掛け軸に描かれていませんかね。
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