「芭蕉とユーモア」の第二章貞門俳諧と芭蕉を読み終わる。松永貞徳率いる貞門俳諧が言葉の洒落や奇抜な比喩、古典のパロディなど多種多様の笑いを特徴として半世紀以上風靡したことが分析されている。芭蕉が青年期に貞門俳諧に“急進的貞門派”ともいえる熱中ぶりだったことを知る。ぼくは山崎宗鑑風の「風寒し破れ障子の神無月」といった笑いが好きや。貞徳時代は笑いは下品ではいけない上品でなくては、だったという。笑える笑いと笑えない笑いがあるのかな。
気は緩み梅林の丘笑う声 龍尾
(写真は上から服部緑地公園の梅林、同公園時計台広場の木上に止まる鳩の群れ、同公園池の縁でマージャンに興じる老人たち)
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ノーやん
fm
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