雨の茶梅(さざんか）

　雨のち曇り。朝、娘の家へ和泉の友人から貰った蜜柑を届ける。ついでに北町の樫ノ木公園の様子を見る。人の気配がない。池を取り巻く草木が繁り春には鶯が囀る野鳥天国のよう。人が散策を楽しめる空間にしたらいいのになあ。かねてから思っていたことなので緑化リーダー会のS会長に公園内の花壇活動の話を持ちかけたが、「地元の盛り上がりがなければ行政は動きませんよ」といわれた。その通りだろう。尼崎市のように官民一体でまちいっぱいチューリップ運動のような、なにかテーマを決めたキャンペーンに取り組めばいいのかも知れん。てなことを公園を歩きながら考えた。雨のさざんかがしっとり美しかった(写真上)。東町から北千里方面を眺める(写真下)

　帰宅すると、「おはよう」。背後からHさんに声かけられる。副理事長のOさんに「忙しいでんな」「忙しいこと」。わけはご存じだが…。昼はきしめん。午後、雨が上がって南千里へ。新潮文庫「マイブック2014年の記録」が終わりに近づき、書店で来年分を買う。370円。こんなに安い日記帳はないよ。
　　　　　　　　　　　　　　　茶梅の雨にしっとり茶席風　昇龍子