ノーやん日記パート2

晩夏の音

 晴れ。残暑厳しく横になって「歴史探偵 忘れ残りの記」の続き。最終章「わが銀座おぼろげ史」を読み終わる。著者が勤務した文藝春秋社時代の銀座追想録。〽あの娘可愛やカンカン娘 の「銀座カンカン娘」とは「いかなる娘なるや」。探偵は調べるが諸説入り乱れ答えは「ムニャムニャ」。文士が集まる小料理屋「はせ川」にまつわる話や文士劇の黒子をした裏話とか。退屈せず読み終わって水を飲む。

 蝉声の衰えたあさ、イソヒヨドリらしき野鳥の甲高い囀りを聞く。たいがいは未明に聞くがきょうは日が昇ってからや。わがコンクリート長屋から4,5分で立ち去った。午後も舞い戻って鳴いた。

 新型コロナ感染者は「明かり」が見えるどころかきのうは19,311人。死者50人。大阪2,389人、わが豊中なんと3桁感染最多の117人。東京は3,081人。神奈川・埼玉・千葉・愛知も4ケタ感染がつづく。ワクチン2回接種も安心でないとか若年層に広がるデルタ株対策とかワクチン忌避者対策とか重症者病床確保策とか補償とか課題は複雑に拡大している。菅首相に見えたのは鼻提灯の明かりか?

 お昼は、残暑逆療法でたぬき蕎麦。というのは後付けで、賞味期限が切れた薄揚げ一枚の処理に思いついたのが真相。水50CCにダシと砂糖・醤油各大1を小鍋で沸かし熱湯で油切りした薄揚げをシメジ少々と弱火で2分ほどひっくり返してたく。蕎麦汁は茹で湯に本だしと醤油を加えてOK。刻みネギをパラパラ。七味唐辛子もパラパラ。ふうふう汗して。ごちそうさん。

 牛乳と酒を買いに千里津雲台のスーパーへ。ついでに千里南公園の花壇探索(写真)。吹田もぼくと同じように花のボランティアが管理していると思うけど作法がだいぶ違うように思う。それはさておき、いろんな種類の花が植えられているのが特徴とお見受けした。ノカンゾウ、ハナトラノオ、キバナコスモス…猫じゃらしも。団地の草刈りの音が夏の終わりを告げる。地肌を見せて散髪後のような清々しさを覚える。

 草刈りの音が告げたる晩夏かな 昇龍子

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