紫陽花の芽

　晴れ。けさも風が冷たい。西町の千里局花壇当番を休ませてもらって千里中央のペインクリニックへ。「調子はどうですか」「おかげでチクチクの痛みは少し和らいできました。ピリピリのしびれる痒みが残って夜中掻き毟っています」。「ほな痒み止めのお薬だそか」「ハイお願いします」。「治療が１年以上経ち保険が利かなくなるのでしばらくお薬だけでブロック注射の方はお休みしましょか」。薬の処方箋を２か月分もらう。次回はぼくから電話予約することになった。痒み止めは処方に欠落している。まあいいや。

　スーパーで安売りランチを買って東町公園へ。たちまち雀が寄って来る。しいたけ、にんじん、たまご、さけなど小さく切って与えると足元まできてパクつくがすぐ吐き出す。「おまえら贅沢やなぁ。南町の雀はわしといっしょのもん食いよるぞ」。

　こぼれび通りを通って中央公園へ。こぼれび通りの紫陽花が芽吹いている（写真上）。赤い葉芽が見える。冷たい風の中春が訪れてるんや。毎日春を見つけて歩こう。中央公園の安場池を覗くと鴛の群が３０羽ほど泳いでいる。オスは綺麗な羽をしている。３００ミリが欲しい。肉眼だけではもったいない。

　帰路、Ｓマンションの庭樹に鳥の巣が見える（写真下）。多分カラスやろ。竹竿があれば届くほどの高さ。大胆になってきたな。

紫陽花の葉芽日向に赤ら顔　愚老
子雀も味見知りする昼弁当　同
鴛鴦の一羽泳げば二羽十羽　同
マンションへ大胆不敵な烏の巣　同