ノーやん日記パート2

「いいお天気ですね」2017立冬

画像
画像
 晴れ。きょうは立冬。「いいお天気ですね」。駐輪場で管理組合法人の理事長にごあいさつ。「来週は冷えるそうですよ」「そうですか。風邪に注意やね」。自転車で千里南公園へ。黒ぶちの老犬をバギーに乗せて散歩中の、わがマンションきっての美女から「いいお天気ですね」と声かけられた。鯉釣りの牛ヶ首池では老人が釣り糸を垂れていた(写真)。鯉は悠々と背びれを引いて竿先を行く。お昼は長芋卸のざる蕎麦と南瓜。

 内田樹×石川康宏「若者よマルクスを読もうⅡ甦るマルクス」を読む。いまどきなんでマルクスやねん。その前口上がおもろい。きのうも書いたが「論理の飛躍」がすごいという内田先生、マルクスの「類的存在」という言葉に惚れ込んだらしい。この言葉、孔子の「仁」という論語にある言葉に近いんちゃうか、と。さすが思想家。「仁」ねえ。あの人は仁徳がある。言うなあ。その仁かな?ファジーにそう思う。それとマルクスの「類的存在」が繋がるの?人類みな兄弟の類かいな。ボケ老人の頭がひくひくする。

 石川先生は、なんでマルクスやねんといえば、「自立した精神と変革者としての気概」とあわせ、現実分析の「理論的導きの糸」を得るためという。殺伐としたこの世、人を蹴落とす手練手管になんぼ長けてもあかん、とわかっちゃいるけど流されていく。そういう自分に気付いた人(老人でもいい)にはぜひお勧めの本。身体はついていかんかて頭の体操にはなるよ。オイッチニイ。
          冬立つや鯉の背びれを眺めつつ 昇龍子

 

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}釣った鯉を持ち帰る人は誰もいません。針を外して放ちます。高槻の山中にも渓流で泥を吐かせた鯉のあらいを出すところがあります。いまは知りませんが安くて地酒も出ます。
fm
「冬立つや鯉の背びれを眺めつつ」

この川の鯉は食べられますか。琵琶湖の鯉の洗いが懐かしい。句は佳作!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事